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F1メカUPDATE:オースティンではトラブルにより不発、フェラーリの新しい空力パーツ
2016年10月25日
日本GPでは、予選で2列目を独占して、上昇気流に乗ってオースティン入りしたフェラーリだったが、アメリカGPの予選では再びレッドブルの後塵を拝してしまった。主な要因は、オースティンに持ち込んだ新しいアップデートが金曜日のフリー走行1回目で問題を起こしたため、フリー走行2回目以降、使用できなくなったためだ。
オースティンに持ち込まれたアップデートは、日本GPからレースでも使用するようになったバットマンカナードの位置を変更したもの。日本GPまではモノコックの底面から吊り下げられていたが、オースティンではフロア先端のTトレイの上に移動した。Tトレイの上にカナードを置いているのはレッドブルとマクラーレンが行っている処理である。
ただし、製造上の時間の問題からか、これを使用したのがセバスチャン・ベッテルのみ。しかも、縁石に乗った際の振動によって、ちぎり飛んでしまった。そのため、ベッテルはフリー走行2回目からライコネンと同様、日本GP時に使用した空力パッケージで走った。
この空力パッケージはフロントウイングも変更されており、翼端板内側の水平部分にかつてあったスリットがなくなっている(TOP写真 黄色矢印)。これをキミ・ライコネンとともに使用しているベッテルは、「新しい空力パーツが使用できなくなったのは残念だが、鈴鹿から使用しているフロントウイングなどには満足している。今回はフリー走行でのトラブルからセットアップが煮詰めきれなかっただけ」と、新しいフロントウイング自体には一定の評価を下している。
(Text : Masahiro Owari)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
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予選 | 結果 / レポート | |
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※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |