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ハミルトン「余裕でPPのはずだった。逃した自分に腹が立つ」:メルセデス ドイツ土曜

2016年7月31日

 2016年F1ドイツGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位だった。


 
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2位
 今日は特に悪いところはなかった。最後のラップが成功しなかっただけだ。すごく接戦だったし、うまくやれるときもあれば、やれないこともある。
 
 マシンの感触は素晴らしかった。チームはがんばって僕の望む状態に仕上げてくれたので、マシンにはポールを取る力があった。
 
 ターン2の出口までは0.2秒削ってきていたが、ターン8以降、タイムが落ちてきて、ギャップを維持できなくなった。
 
 ポールを逃したということは、やるべきことをしなかったということだ。でももう済んだことだから、気持ちを切り替えて、先のことを考えよう。
 
 明日のレースで優勝するチャンスを失ったわけじゃない。いいスタートを決めて、そこから何ができるか見ていく。どういう戦略をとるのか分からないけど、それは今夜考える。
 
 このコースはオーバーテイクが可能だから、1コーナーにすべてを賭ける必要はない。他の場所にもチャンスはあるんだ。
 
 前回このサーキットでレースをした時には最後尾からスタートして、(3位)表彰台に上がった。その時に比べれば、ずいぶん上のグリッドだからね!
 
 速さがあるのは間違いないし、今日はいい一日だった。かなり満足している。2番グリッドからでも何かができるはずだ。ポジションを上げることに集中していく。ここ数戦のような走りができれば、不可能なんて何ひとつないよ。 

2016年第12戦ドイツGP ニコ・ロズベルグ(予選1位)とルイス・ハミルトン(予選2位)が握手
2016年第12戦ドイツGP ニコ・ロズベルグ(予選1位)とルイス・ハミルトン(予選2位)が握手


 予選に向けて調子を上げて、最速、最速、最速で来ていたから、最終的に楽にトップに立てたはずだった。なのにそれができなかった。
 
 自分に腹が立つようなときには、自分で何とか対処しなければならない。メカニックたちは、ポールを取ることを目指してクルマを仕上げてくれた。毎晩、深夜まで頑張ってくれているのに、彼らに見合うだけの結果を出せないときの失望は大きい。
 
 今は何もできることはないけど、日曜に状況を変えることは可能だから、何とかうまくやってのけたい。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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