ホンダ甘口コラム:ようやくスタートライン、後半戦はさらなるレベルアップを
2016年8月6日
もうひとつ、長谷川総責任者の言葉に希望を感じたのは、現在の状況を打破するための課題を自ら背負っていることだ。世界最高峰のF1の世界でトップに立つには、車体もパワーユニットも最高でなければならない。しかし、トップに立てていない状況になると、車体を開発する者とパワーユニットを開発する者がお互いに相手の弱点を指摘するケースが珍しくない。ホンダがメルセデスに対してパワーで負けていることは事実である。だが、マクラーレンの車体もメルセデスAMGやレッドブルを上回っているかというと、残念ながらそうではない。
ところが、長谷川総責任者は、現象を打破するための条件を車体に頼ることはしなかった。
「この進化を継続し、次のステップアップ(したパワーユニット)で4番目のチームの座をしっかりとキーブしたいというのが希望です。エンジンのパワーでメルセデスに肩を並べるか、あるいは凌駕できれば、局面は大きく変わりますから」
ホンダにとって復帰2年目の2015年前半戦は、昨年の遅れを取り戻す半年だった。いま、ホンダはようやくスタートラインに着いた。後半戦は、努力してやってきたことを結果に結びつける戦いとなるだろう。
(Text : Masahiro Owari)
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
※マイアミGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
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