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マレーシアGPプレビュー:マクラーレン

2005年3月15日

 今年7度目の開催となるセパン・サーキットで行われるF1世界選手権第2戦マレーシアGP。チーム・マクラーレン・メルセデスのクルーの多くは、開幕戦オーストラリアGP後も9日までメルボルンに残っていた。クアラルンプールに向けMP4−20の準備をするためである。だが、キミ・ライコネンとファン‐パブロ・モントーヤの2人は、オーストラリアGP後、シーズンの中で最も体力的に厳しいマレーシアGPの暑さに慣れるため、それぞれクアラルンプールおよびシンガポールへと旅立った。
 ライコネンは次のように語った。
「中〜高ダウンフォース・サーキットであるセパンは、事実上かなりテクニカルなサーキット。フィニッシュライン手前のターン14、15のようなスローコーナーの出口では、優れたトラクションが必要だ。いいラップタイムを出すためにも、2本のロングストレートでスピードを乗せていくのが大切だからね。それにブレーキング時にもマシンが安定していなくてはならないし、セクター2にあるような高速で方向を変えていく部分もうまく走りきれなくてはならない」
「全体的に流れるようなレイアウトのコースではあるが、マシン、ドライバーの両方とも体力的に厳しいね。例えば僕らはマシン全体の冷却を目的に、ラジエターへの空気の流入量を増やしているよ。コース幅は非常に広くて、場所によっては最大15mもあるし、キャンバーの変更も色々と考えられる」
「広さが十分あるために、レーシングラインは1本じゃないから、おそらくターン15が、オーバーテイクの最大のチャンスとなるだろう」
 僚友のモントーヤは、次のように語った。
「セパン・サーキットは僕の好きなサーキットのひとつだよ。ドライブするのも楽しいし、いつも面白いレースが展開されるよね。ターン5と6は、もっともチャレンジングで、エキサイティングなコーナー。誰もがこの高速のS字を全速で駆け抜けたいと思うし、その攻略に必死だけど、セットアップがきちんと決まっていなくてはならない」
「レースに際してはスローコーナーのグリップとスピードアップとの妥協点を探すんだ。トップスピードが330km/hに及ぶほど、フルスロットルの時間が長いからね」
「ドライバー、チームクルーのどちらにとっても、猛暑対策が何より重要だ。例えばコクピットの中では50度以上になるから、レース中は4リットルもの水分が体から失われてしまう。だから、僕はオーストラリアGP後にシンガポールに来て、トレーナーと一緒にトレーニングと水分補給のプログラムをこなしているよ。身体をここのコンディションに慣れさせ、週末を通して全力を尽くせるようにしたいからね」




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