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[Honda]B・A・R Honda勢が1−2番手

2004年9月24日

 中国初開催のグランプリ。その初日フリー走行で、Lucky Strike B・A・R Hondaの第3ドライバー、アンソニー・デビッドソンが、午前午後の両セッションでトップタイムをマーク。ジェンソン・バトンも午後のセッションで2番手に付けた。佐藤琢磨は、午後のセッション序盤にエンジンにトラブルが発生。周回を重ねることができず、最下位のタイムに終わった。

 中国初のF1グランプリが、いよいよ始まった。舞台となる上海国際サーキットは、20万人収容可能な観客席、広大なピットやパドック、そして最新鋭の設備が整い、中国側の並々ならぬ意欲を感じさせる。

 初日の天候は晴れ。上空には所々に薄い雲が広がってはいるものの、午前中のフリー走行開始時間の午前11時には、気温はすでに26Cまで上がった。未知のサーキットということもあって、各ドライバーは積極的に周回を重ねる。1回目のセッションは、デビッドソンが22周もの周回を重ね、その上1分35秒369のトップタイムを記録。2番手は、アメリカGPでの事故以来、約3ヶ月ぶりにレース復帰したウィリアムズのR・シューマッハだった。そしてジェンソン・バトンは7番手、佐藤は16番手だった。


 午後のセッションも、サーキット上空には青空が広がり、気温27C、路面温度は34Cまで上がった。セッション開始早々、ピットから出て行ったばかりの佐藤が、エンジンから白煙を吹き上げ、コース上にストップ。初めてのコースに習熟し、セッティングを煮詰めたかっただけに、手痛いトラブルとなってしまった。一方、午前中だけで22周をこなしたデビッドソンも、午後はセットアップのためにピットイン・アウトを繰り返し、タイムアタックに入らない。そしてセッション開始30分過ぎから、周回を重ね始める。B・A・R Honda 勢の中、バトンは好調にタイムを伸ばし、1分35秒台の壁を破るタイムを真っ先に出し、セッション中盤にはタイムシートのトップに立った。

 バトンはその後も、次々とタイムを更新。午後のセッション終了3分前には、1分34秒174のベストタイムを記録する。そしてチェッカー直前、ニュータイヤで出て行ったデビッドソンが、バトンのタイムをコンマ9秒近く縮めて、一気に1分33秒台前半に突入する。午後のセッション序盤に佐藤にエンジントラブルというハプニングはあったものの、B・A・R Honda勢は、デビッドソンとバトンの2台がトップを占めて、グランプリ初日を終えた。

■中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
「今日はくっきりと明暗が分かれてしまいました。最新スペックのエンジンは、今日の午後のセッションで1-2番手を取りましたが、琢磨選手のマシンは、エンジンにトラブルが起きてしまいました。我々は、午前と午後の両方のセッションで速さを見せ付けることができましたから、明日の予選は大丈夫だと思います」




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