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メルセデスF1のウォルフ代表が経済誌『Forbes』の億万長者リスト入り。資産は約2427億円と報道

2024年4月4日

 アメリカの経済雑誌『Forbes』は、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフの金融手腕を公式に認め、彼を権威あるスポーツ億万長者のリストに初めて追加した。発表によると、ウォルフの現在の資産は16億ドル(約2427億円)にも上るという。


 しかし、この数字は“紙の上”にしか存在しない。ウォルフの資産の大部分は、メルセデスF1チームの価値と結びついているからだ。メルセデスF1チームの株式の33%を所有するウォルフの推定純資産は、チーム自体の評価額の上昇を反映し、急激に6億ドル(約910億円)増加した。


 ウォルフの億万長者としての地位への道のりは、F1のかなり前から始まった。現在52歳の彼は、テクノロジーの世界へ投資を行うことで、自身のビジネス感覚の恩恵を初めて受けた。


 当初ウォルフはドライバーとしてモータースポーツの分野に足を踏み入れたが、彼の関心事は、投資家としての立場の役に立つことに気づいた。2009年、ウォルフはウイリアムズF1チームの株式を取得し、この冒険的事業、彼がグランプリレースの世界に初めて進出するきっかけとなった。


 2013年、彼はメルセデスからチームの運営を依頼された。このオファーには、当初のチームの株式の30%を5000万ドル(約75億8500万円)で取得する機会も含まれていた。その後のチームの優位性とF1における世界的な成功を考慮すると、ウォルフはその投資から目覚ましい利益を得ており、今後も上昇傾向は続くと思われる。この賢明な動きにウォルフの他のビジネスベンチャーが加わったことで、彼は大きな差をつけて、F1で最も裕福なチーム代表としての地位を確固たるものにした。

トト・ウォルフ代表(メルセデス)
メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのチーム代表を務めるトト・ウォルフ


 一方フォーブスは、レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーの純資産価値を約5000万ドル(約75億8500万円)と記載している。彼は100ドル紙幣で葉巻に火をつけているわけではないかもしれないが、彼自身うまくやっていることは明白だ。特にパドックでは、ホーナーがレッドブルから年間1000万ドル(約15億1700万円)の給料を受け取っているとうわさされているのだ。


 言うまでもないことだが、『Forbes』の数字はいつものように割り引いて受け止めなければならない。当然ながら機密保持条項により包括的な財務データへのアクセスは制限されているので、評価の精度には潜在的に限界があるからだ。

クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)
クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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