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バトンがトップタイム!

2004年5月7日

 F1スペインGPは金曜午後のフリー走行2回目が行われ、BARホンダのジェンソン・バトンがトップタイムをマーク。2位にはBARのテストドライバー、アンソニー・デイビッドソン、3位にトヨタのテストドライバー、リカルド・ゾンタが入り日本勢が3位までを独占した。
 午後のセッションは、気温は18度と午前中のセッションより2度上昇しただけだが、路面温度は39度と14度近く上昇。依然として快晴だ。
 午前中はコースアウトしたマシンが無かったものの、セッション開始3分にいきなりジャガーのクリスチャン・クリエンがターン5の進入でカウンターを当てるも間に合わず、ハーフスピン状態でグラベルにはまってしまう。クリエンはマシンを降りてしまう。その直後、ゾンタが1分18秒700でまずはトップに立つ。その後デイビッドソンが2位に続き、佐藤琢磨が3位でそれに続く。
 セッション開始10分、午前中トップのミハエル・シューマッハーが1分17秒919でトップタイムをマーク。佐藤琢磨が100分の5秒差で2位に続く。セクター3は琢磨の方がシューマッハーより速い。
 午後のセッションが始まって20分が経つと、陽が翳って路面温度が33度に。この時点ではジャガーのマーク・ウエーバーが1分17秒290でトップ、ザウバーのフェリペ・マッサが0.6秒遅れの2位。その後ルノーのフェルナンド・アロンソ、ミハエル・シューマッハー、ルーベンス・バリチェロ、ゾンタが相次いでトップタイムを塗り替える。


 セッションも半分を過ぎてタイムを縮め始めたBARホンダ勢は、セッション開始34分でバトンが1分16秒659でトップ。さらにデイビッドソンが1分16秒188でバトンのタイムを塗り替える。しかし、佐藤琢磨はピットでギヤ廻りの点検に入ってしまい、周回数が4周から延びないまま順位だけが下がっていってしまう。
 開始38分には、ところにより小雨が降ってきた。ただしウエットタイヤに換えるほどではない。そんな中、開始48分にはバトンが1分15秒935でトップタイムをマーク。サードドライバーのデイビッドソンより0.2秒速い。
 開幕からエンジントラブルが相次ぐマクラーレン勢は午前中から周回数をセーブしていたが、残り9分というところでキミ・ライコネンがターン3でスローダウン→ストップ。キミはマシンを降りた。
 セッションも残り1分というところで、ゾンタがセクター1のベストタイムをたたき出し、ラルフ・シューマッハーのタイムを抜いて3位に。そして15時、チェッカー! バトン、デイビッドソンがワン・ツー。BARホンダの1、2位は前戦サンマリノの金曜日とまったく同じ滑り出しだが、サンマリノで2位につけた佐藤琢磨はたった4周しかできずに18位となっている。セッション終了後、再び晴れ間がのぞいた。




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