最新記事
- フェルスタッペン車から白煙、ERSトラブルが...
- 角田裕毅、3基目PUでのカナダで初日8番手「ウ...
- 【タイム結果】2024年F1第9戦カナダGPフリー...
- F1カナダGP FP2:アストンマーティンのアロン...
- F1カナダGP FP1:ウエットからドライに変わっ...
- 【タイム結果】2024年F1第9戦カナダGPフリー...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第6回】...
- レッドブル一強から変化の風/スペイン人ライ...
- 海外ライターF1コラム:その決断がF1勢力バラ...
- F1第9戦木曜会見:2026年導入の新世代マシン...
- 2025年F1全チームのドライバー契約状況:空き...
- F1シート獲得を切望するローソン。ホーナーや...
F1技術解説第3戦&第4戦(2):アップデートが結果に結びつかないアルファタウリ
2021年5月19日
2021年F1第3戦ポルトガルGPと第4戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った変更等について解説する。第2回では、アルファタウリのアップデートについて取り上げる。
────────────────────────────────
ポルトガル、スペインの2連戦で10位入賞が2回、合わせてわずか2ポイントと、アルファタウリ・ホンダは開幕当初の勢いを完全に失っている。マシン開発の手は緩めていないだけに、それが結果に結びつかないのはいっそう深刻な事態と言える。
チームのアップデートは、3段階で行われてきた。まず第2戦イモラでフロアとバージボードが見直され、第3戦アルガルベではガスリー車のみにディフューザーの改良版が投入された。最も目立つ変更部分はディフューザー両端の形状変更だが(黄色矢印参照)、それがどれほどの効果を示しているかは不明だ。
そして第4戦バルセロナではフロントウイングがアップデートされた。写真ではほとんど間違い探しレベルの些細な変更に見えるかもしれない。しかし車体全体の空気の流れを考えた時には非常に重要な変更といえる。
フロントウイング翼端板のさらに外側に取り付けられた、通称フットプレートと呼ばれるパーツが、湾曲したものからほぼ水平の1枚の板になった(黄色矢印参照)。さらにマクラーレンにも見られるフロントウイング下の2枚のデフレクターが、より短くなった(青矢印参照)。
このデバイスの役割ははウイング下に流れ込む気流を整え、ボーテックス(渦流)をきれいに発生させることだ。このデフレクターの向きは、各チームの空力コンセプトによって違う。タイヤ内側に向けて設置されている場合は、渦流によってフロントタイヤの起こす乱流がフロア下に入らないようにしている。それに対し外側に向いたデフレクターは、積極的に乱流を外側に飛ばす、いわゆるアウトウォッシュを狙っている。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |