最新記事
- ブラジルでF1の放映権争いが勃発。大手テレビ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第20戦...
- アロンソ、ブラジルでもメディアデーを欠席。...
- ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシ...
- 角田裕毅に求められるマインドセット。戦い方...
- 【F1第20戦無線レビュー(2)】ふたつ目のペ...
- ローソンがペレスへの侮辱行為を謝罪。レッド...
- ドライビングガイドラインの方向性について「...
- 【F1第20戦無線レビュー(1)】母国レースの...
- フェルスタッペン、メキシコではレースペース...
- 2024年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイム...
- ホンダとアルピーヌ、F1コストキャップ規則手...
F1テスト短縮の影響で苦戦する移籍組「今の僕は本来のレベルに達していない」とアロンソ
2021年4月27日
フェルナンド・アロンソ、ダニエル・リカルド、セバスチャン・ベッテル、セルジオ・ペレス、カルロス・サインツJr.は全員が経験豊富で才能あるドライバーだ。しかし彼らは他にも共通点がある。新たに加入したチームでマシンをうまく扱うための経験が足りないために、本来の力を発揮しきれていないことだ。
アロンソは2年のブランクを経て新たにアルピーヌと契約してF1に復帰、他の4人は昨年末でチームを移籍した。今年はプレシーズンテストが3日間しか設けられておらず、ひとりに1日半分の走行時間しか与えられなかった。
いかにこの5人が優れたドライバーであっても、新しいマシンとチームに適応するには時間がかかる。
「僕たちはそれぞれに異なる状況とテーマ、異なる困難を抱えていると思う」とアロンソは語った。
「これまで僕は何度もチームを変わっているし、それどころかカテゴリー自体を何度も変えている。そういう場合は、必ず適応までの期間を経るものだ。とはいえ、それを言い訳にしたことはないし、今も言い訳にはしていない」
「自分はもっと優れたパフォーマンスを発揮すべきだと思っている。イタリア(イモラ)では適切なレベルに達していなかった。でもポルトガルではうまくやれるだろう」
リカルドの場合、チームメイトのランド・ノリスは今年マクラーレンでの3年目を迎えるため、現時点でノリスの方が速いのは驚くことではない。
「数カ月たって、シーズン序盤のことは振り返りたくもない、などとは思わないだろう」とリカルドは言う。
「最初の2戦ではいいペースを見せられなかった。もちろん、今の時点でもっとうまく走れるならその方がいい。でも、まだたくさんのレースが残っている」
2020年はリカルドにとってルノーでの2年目のシーズンだった。チームメイトのエステバン・オコンは1年F1から離れていたが2020年に復帰。慣れるのに時間を要し、なかなかリカルドに追いつけなかった。
「彼が速いドライバーであることは誰もが知っている」とリカルドは語った。「でも去年の予選では苦労し、ほとんどの場合、僕と同等の速さを発揮することができなかった。このことは、僕が1年長くルノーのマシンに乗っていたことに利点があったことを示している」
「マクラーレンでの僕も、それと同じだ。僕は打ち負かされているわけではない。ランドがイモラで表彰台を獲得したことには励まされたよ」
■「ベッテルが事前走行を十分できていれば状況は全く違った」とチーム代表
アストンマーティンのランス・ストロールは、ベッテルに比べて経験ははるかに少ない。しかしこの2戦に関しては、ベッテルよりもストロールの方が速い。
アストンマーティンF1チーム代表のオットマー・サフナウアーは、ベッテルについて「彼は問題ないと思う」と語った。
「彼は自分に非常に高い期待をかけている。より優れたドライバーとなり、早く学ぶために、たゆまぬ努力を重ねていくだろう」
「自分を責めたりはしていない。多少の苛立ちを覚えるかもしれないが、早くなじもうという決意をさらに固めて取り組んでいくはずだ」
プレシーズンテストではトラブルに見舞われたため、ベッテルは1日半の走行時間をフルに活用することができなかった。
「何より悔いが残るのは、冬の間に十分な信頼性がなかったことだ」とサフナウアーは言う。
「セブは持ち時間の1日半のうちかなりの時間を失った。もっとテスト時間があり、セブを走らせることができていたら、彼は学習曲線の異なる位置にいただろう」
2021年シーズンが進むにつれて、彼らは経験を積み重ねていき、パフォーマンスを向上させていくだろう。そのころ、それぞれのチームメイトとの序列がどうなるのか、非常に興味深い。
(Grandprix.com)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |