1997年F1王者ビルヌーブ、ストロールへの酷評を撤回「難コンディションに強い。実力によるポールポジション」
2020年11月21日
1997年のF1世界チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、かつてランス・ストロールを「F1史上最低のルーキー」と評するなど、何度か批判的な発言をしてきたが、2020年F1第14戦トルコGPにおけるストロールのパフォーマンスについては絶賛した。
レーシングポイントのストロールは、イスタンブール・パークでの予選で、不安定なコンディションのなか熟練された完璧なドライビングを見せて、ライバルたちに圧勝、自身初のF1ポールポジションを獲得した。カナダ人ドライバーがF1でポールシッターとなるのは、1997年のヘレスで行われたヨーロッパGPでビルヌーブが達成して以来のことだった。
決勝でストロールは、ウエットコンディションでのスタートをしっかりと決めてレースをリード、1回目のタイヤ交換を終えた後も35周まで首位を走った。しかし、その後、フロントウイング損傷によりタイヤのグレイニング問題を抱えて失速、9位フィニッシュにとどまった。
ジャック・ビルヌーブが称賛の言葉を口にするのは極めて珍しいことだが、彼はストロールのパフォーマンスに感銘を受けたことを認めた。
「イスタンブールでのランスは並外れたラップを走り、ポールポジションを獲得した」とビルヌーブは『Sky Italia』に語った。
「他のドライバーと違って、彼はひとつのミスも犯さなかった。彼のパフォーマンスにおいて悪いところは思いつかない。運などは関係ない。純粋なスキルだ」
「他のドライバーたちにもランスと同じタイヤ戦略を採った者はいたが、だれも彼ほど完璧にはできなかった」
ストロールには、コンディションや状況が難しいときに速さを発揮する能力があると、ビルヌーブは認めた。
「ストロールが、特に難しいコンディションのなかで、いつも以上の力を発揮することは、注目に値する」とビルヌーブは言う。
「2017年のモンツァで、彼は不安定なトラックコンディション下でグリッド4番手を確保した。2017年の混乱のバクーでは、多数のドライバーたちがアクシデントに見舞われるなかで3位を獲得している。2020年のモンツァでも荒れた展開を味方につけて3位に入った」
「彼は極めて難しいコンディションのときに快適に走れるようだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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