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アルファタウリF1代表、角田裕毅のFP1起用を望む。天性の速さを称賛、2021年への可能性否定せず

2020年10月15日

 スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、レッドブルとホンダのジュニアドライバーで、現在FIA-F2に参戦する角田裕毅のためにF1テストを行うことを発表した際、彼をグランプリのフリープラクティス1で走らせたいという意向を明確に示した。


 10月14日、アルファタウリは、角田のためにエミリア・ロマーニャGP後の11月4日、同グランプリが開催されるイモラでテストを開催、彼に初のF1走行の機会を与えることを発表した。当日、角田は2018年型トロロッソSTR13を走らせることになる。

アルファタウリのファクトリーでシート合わせを行う角田裕毅
アルファタウリのファクトリーでシート合わせを行う角田裕毅

 アルファタウリは、角田のF1参戦をサポートする意向をはっきり示しており、角田がF1スーパーライセンスを取得するにはFIA-F2でランキング4位以上を獲得しなければならないこと、FP1セッションで走るためにはF1カーで300kmの距離を走行する必要があることを指摘、それを踏まえて今回のテストを設定したと述べている。また、そのFP1出走は今年実現する可能性があるとも明言した。角田はF2の残り2大会4レースを残した段階で、ランキング3位につけている。


 ホンダが2021年末でF1活動を休止することを決めたことが、角田のF1デビューの可能性を閉ざすことになるのではないかという懸念が生じているが、チーム代表フランツ・トストはそれを全面的に否定した。トストは、レッドブルはあくまで実力でドライバーを選ぶとしたうえで、角田のポテンシャルを認め、FP1で走らせたいという考えを示した。


「レッドブルのフィロソフィーでは、政治的な理由でアルファタウリにドライバーを連れてくることはない」とトストはF1TVに対して語った。


「スポーツで成功を収めたドライバーがアルファタウリに加入するのだ。従って、ホンダが活動を継続するかどうかは関係ない」


「角田裕毅はF2で素晴らしい仕事をしている。彼はスパとシルバーストンの2回、優勝を挙げているし、オーストリアではウエットコンディションで長い間レースをリードした。残念ながら無線の問題で結果は2位だったが」


「彼には天性の速さがあり、スキルやそれ以外のものも持っている。今後を見ていこう」


 トストは角田が「FP1で走ることができるように」イモラで300kmのテストを計画していると語った。F1最終戦後のアブダビテストへの参加については現時点では明言されていない。

アルファタウリのファクトリーでシート合わせを行う角田裕毅
アルファタウリのファクトリーでシート合わせを行う角田裕毅



(autosport web)


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