F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1ロシアGP FP1:風の影響でスピンやコースオフ続出。ボッタスがトップ、フェルスタッペン3番手

2020年9月25日

 2020年F1第10戦ロシアGPの金曜フリー走行1回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは8番手となっている。


 初日フリー走行1回目は、開始時の午前11時の時点で快晴、気温27度と、日本より暑い陽気だ。ただし路面温度は日陰で測定されているからか、24度にとどまっている。ソチ・オートドロームはタイヤへの負荷が低く、今週末のピレリタイヤもC3〜C5と最も柔らかいスペックが投入されている。


 コロナ禍で開催されている今季のグランプリでは初めて、約3万人の観客が入場を許された。パドックにも、各チームのゲストが訪れているとのことだ。ソーシャルディスタンスで空席が目立つとはいえ、グランドスタンドに観客が見えるのはいいものだ。


 ホンダはこのセッション前に、アルファタウリのふたりとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに今季3基目となるパワーユニット(PU)を投入。アレクサンダー・アルボン車にも、後日搭載される。「イタリア2連戦でのフェルスタッペンのトラブルとは、関係ない」とのことだ。


 開始後32分、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)がターン7でリヤからタイヤバリアに衝突。コースに復帰したマクラーレンはリヤウイングが脱落しかけ、破片を撒き散らしながら走行したため、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。その間にメルセデスの2台はかなり早いタイミングでソフトタイヤを履き、バルテリ・ボッタスが2番手セルジオ・ペレス(レーシングポイント)より1.5秒以上速いトップタイムを出している。

カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2020年F1第10戦ロシアGP FP1でクラッシュによりカルロス・サインツJr.(マクラーレン)のマシンのリヤウイングは大きなダメージを負った


 開始後53分、セッションが赤旗中断となった。ウイリアムズのニコラス・ラティフィがターン10でクラッシュしたためで、衝撃Gが大きくメディカルカーも出動したが、本人は自力でマシンから脱出した。ラティフィ以外にも先ほどのサインツJr.やダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、ボッタスなど、コースオフやスピンするクルマが続出している。比較的強い南風が吹いており、その影響もありそうだ。


 セッションが残り30分を切ってから、フェルスタッペンはソフトでボッタスに次ぐ2番手タイム。アルファタウリ勢はいずれもミディアムタイヤで、クビアト5番手、ピエール・ガスリー7番手と気を吐いた。その後アルボンがソフトで出て行ったが、クビアトにわずかに及ばず8番手にとどまっている。


 FP1最速は、ボッタス。2番手にはフェルスタッペンを抑えて、ダニエル・リカルド(ルノー)がつけた。4、5番手にペレス、ランス・ストロールのレーシングポイント勢。7番手クビアト、8番手アルボン、9番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、10番手ガスリーという結果だった。



(Kunio Shibata)




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン169
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス113
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ71
7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
9位BWTアルピーヌF1チーム2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP