「2020年F1は非選手権イベントとして開催するほかない」と元王者ジャック・ビルヌーブ
2020年4月6日
1997年のF1世界チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、F1は2020年シーズンをキャンセルし、再びレースをするのに安全な状況になった際に非選手権レースを開催するべきだと考えている。
F1はコロナウイルス感染症のパンデミックの渦中で8戦を延期あるいは中止としている。最も早くて6月14日のカナダGPで開幕する可能性があるが、それを実現するのは難しいと考えられている。
モントリオールでのカナダGPは中止になる可能性があり、その後のフランスGPとオーストリアGPも開催危機に晒されている。7月19日にシルバーストンで開催が予定されているイギリスGPについては、主催者が今月末に開催可否の最終的な判断を下すという。
現在、世界中で厳しい外出規制が敷かれており、それが解除されてからシーズンをスタートできるようになるまでにかかる時間を考慮すると、F1にとっては9月より前にレースを開催するのは難しいと、ビルヌーブは予想している。
「パンデミックが終息し、世界が通常の状態に戻り、グランプリが開催できる状況になったとしても、レースの準備をするのに時間がかかる」とビルヌーブはフランスの放送局『Canal Plus』に語った。
「カレンダー最初のグランプリは9月に開催されることになるだろう。様々な団体やF1オーナーたちは、契約の最低必要条件を満たすために最多のレースを開催したいと考えるだろうが、それは間違いだ」
「ただ選手権を成立させることを目的に、8月の予定を埋めて、9月からレースを展開し、クリスマスかそれより後までレースをするのであれば、それは残念なことだ」
ビルヌーブの考える解決策とは何だろうか? それは元F1商業権所有者バーニー・エクレストンも提案しているように、今シーズンを断念し、今年限りの大イベントとして何戦かの非選手権レースを開催することだ。
「『選手権は開催されない。我々はレースをするが、それぞれのレースはインディ500やル・マン24時間耐久レースのように独自性の高いものになる』と言ってしまう方が賢明だ」と11回のグランプリ優勝経験を持つビルヌーブは提案した。
「選手権が半分になるというより、それぞれのグランプリがグランドスラムのようになる方がいい。また、そうすることでチームは2020年末を2021年の準備に使えるようになるだろう」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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