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ウイリアムズF1、開発に起用したティクトゥムを「素晴らしい才能の持ち主」と高評価

2020年1月21日

 ウイリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウイリアムズは、開発ドライバーとしてチームに加入したダニエル・ティクトゥムについて、これまで見てきたシミュレーション担当のドライバーのなかでもベストな存在のひとりだと話している。


 かつてレッドブル・ジュニアチームの一員だったティクトゥムは、2018年にヨーロピアンF3選手権でチャンピオンのミック・シューマッハーに次ぐ2位を獲得。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコからは、トロロッソ・ホンダの次期ドライバー候補とみなされていた。


 2019年シーズンは全日本スーパーフォーミュラ選手権へのフル参戦を発表していたティクトゥム。ところが、成績不振などを理由に第3戦スポーツランドSUGO大会を最後にシートを喪失し、同時にレッドブル・ジュニチームからも放出された。


 しかしながらティクトゥムのシミュレーター作業に感心したウイリアムズは、彼を開発ドライバーに起用。ティクトゥムはウイリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーにも加入した。


 クレアは今週、『MotorsportWeek.com』に対して「彼をシミュレーターに乗せたとき、スタッフたちは、彼はこれまで見てきたドライバーのなかでもベストなドライバーのひとりだと言いました」と語った。


「彼は素晴らしい才能を持っています。私はそれを活かすことが必要だと思いますし、私たちにはその経験があります」


「ダン(ティクトゥムの愛称)に関しては本当におもしろいことになりそうです。彼と仕事をすることを楽しみにしています」

■ティクトゥムを高く評価するウイリアムズF1、過去の処分も問題視せず

 ティクトゥムがレッドブル・ジュニアチームを離れた際、マルコが彼のプロフェッショナリズムについて不満を抱えているという噂があった。というのもティクトゥムは、MSAフォーミュラに参戦していた2016年に、セーフティカー先導中に故意に接触を引き起こしたとして2年間のレース出場停止処分(2年目は執行猶予)を受けていたのだ。


 しかしクレアは、ティクトゥムがどのようにチームに適応していくのかということを心配しておらず、「彼は自分に何を期待されているのか、どのように行動する必要があるのかをわかっています。全員が気を引き締めて、期待されているやり方で仕事をしなければなりません」と述べている。


「どんな理由であれ、(ティクトゥムは)このスポーツから失われるべきではない素晴らしい才能の持ち主です」


「彼らが自分の才能を示したり、それを成長させるための時間を得ることはかなり難しいことです。我々のアカデミーのようなプログラムはとても重要ですし、失われてしまうかもしれない才能の持ち主を起用し、彼らにチャンスを与えることができるのです」


「テストやフリー走行1回目などは、彼らに何ができるのかを見るためでもあります。だから私たちが才能あるドライバーを失う可能性はありません」


 ティクトゥムは開発ドライバーであり、リザーブドライバーではない。その役目を務めるのは先日チームとの契約を発表したロイ・ニッサニーだ。ティクトゥムは開発ドライバーの役割と並行してダムスからFIA-F2に参戦することをすでに発表しているが、ニッサニーも同様にトライデントからF2に参戦する予定だという。


 また女性ドライバー限定で争われる『Wシリーズ』の初代チャンピオンに輝いたジェイミー・チャドウィックも、引き続きウイリアムズの開発ドライバーを務めると発表されている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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