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ベッテル、表彰台6回の前半戦は「せいぜい50点」と厳しい自己評価。後半戦での巻き返しを誓う
2019年8月8日
2019年シーズンの前半12戦を終えたばかりのフェラーリのセバスチャン・ベッテルは自らの出来について、「どんなに甘い採点でも、せいぜい50点」と厳しい自己評価を下した。
前半戦を終えて、ベッテルはドライバーズ選手権で4位となっている。バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にも後れを取り、首位ルイス・ハミルトン(メルセデス)には94ポイントもの大差を付けられている状況だ。所属するフェラーリもコンストラクターズ選手権2位で、メルセデスとの差は150点ポイント。もはや容易に挽回できないビハインドとなっている。
ベッテルがシーズン前半戦を終えて1勝もできないのは、ダニエル・リカルド(現ルノー)がチームメイトに加わった2014年のレッドブル時代以来のことである(注:この年はリカルドが3勝を挙げたのに対し、ベッテルは結局1勝もできず。シーズン終盤に、フェラーリ電撃移籍を決断した)。
冬のバルセロナテストでフェラーリの2019年型マシン『SF90』は高い戦闘力を発揮したものの、開幕戦オーストラリアGPでメルセデスに惨敗を喫してしまう。それでも新たにチームに加入したシャルル・ルクレールは、第2戦バーレーンGP、第9オーストリア戦とポールポジションを獲得し、ベッテルをしのぐ速さを見せた。
ベッテルもカナダで今季初のポールポジションを獲り、レースでも首位を快走していた。しかし終盤ハミルトンに追いつめられ、コースオフ。何とか順位逆転を防いだが、その際に5秒ペナルティを科され、勝てたはずのレースを失った。
「もちろんここまでの成績には、満足してない」と、ベッテルは語った。
「100点満点でいえば、どう見積もっても50点だ。もっといい結果が出せると思っていたし、そのはずだった。でもまだ全然あきらめていないし、シーズン後半には十分巻き返せると信じているよ」
ベッテルは今季ここまで、表彰台に6回上がっている。その一方でマシントラブルにも見舞われたが、本人のミスも少なくない。バーレーンGPではハミルトンとのバトル中にスピン。第6戦モナコGPの予選直前のフリー走行では、大クラッシュを喫した。カナダのコースオフは背後に迫るハミルトンのプレッシャーから来たものだったし、第8戦フランスGPでは予選を失敗し、第10戦イギリスGPはフェルスタッペンに追突してしまう。確かにこれでは、50点以上の採点は付けられまい。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ Kunio Shibata)
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| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


