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フェラーリF1、2020年もコンビ継続か。夏休み中にはチームやパフォーマンスの全面的な見直しも

2019年8月6日

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、チームはこれからサマーブレイクを迎えるが、この休暇期間中にパフォーマンスの全体的な見直しが行われることになると述べている。


 F1は第12戦ハンガリーGPをもって、1カ月の休暇に入る。フェラーリのスタッフは久々の休暇を楽しむ一方で、上層部はシーズン前半の実績を見直すことになる。


 ビノットは『Corriere dello Sport』紙に対し、「休暇は有用だ」と語った。


「我々全員が懸命に仕事をしてきた。ここで休みを取り、充電することは役に立つ」


「期待していた目標を達成できていないので、マシン、パフォーマンス、ドライバーだけでなく、信頼性とチームについても見直しが必要だ」


 フェラーリはプレシーズンテストで印象強いパフォーマンスを見せ、疑う余地なしのトップ候補として2019年シーズンに臨んだ。しかしフェラーリの結果は、予想を大きく下回るものだった。


 セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールはふたりとも、シーズン序盤では優勝に手が届くところだった。しかし、第2戦バーレーンGPではレース終盤に首位を走行中のルクレールがエンジントラブルに見舞われ、また第7戦カナダGPではベッテルにミスがあり、フェラーリは確実に見えた2回の優勝を逃した。


「メルボルンへ向かうにあたって、ベストになるとは思わなかったものの、競争力を発揮できるとは考えていた」とビノットは述べた。


「しかしそうではなく、我々はマシンを理解するのに苦戦した。今もコーナーでのパフォーマンスが不足しており、こうした問題に考えさせられている」


「マシンについては改善を図ったため、その評価はポジティブなものだが、我々の期待に関してはネガティブな部分がある」


 また驚くことではないが、ビノットはフェラーリの2020年のドライバーラインアップに変更はないことを認めた。


「ルクレールはその成長の度合いと、ミスを繰り返さないという姿勢が印象強い」


「ベッテルはよく対処している。4度の世界チャンピオンにとって、若いライバルとやっていくのは簡単なことではない」


「したがって、我々はドライバーの面では満足している。彼らには正しい心構えがある。結果を出し優勝するという野望のもと、我々は引き続き団結している。私は、グラスは半分満たされていると考える方だ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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