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F1第9戦オーストリアGP FP2:フェルスタッペンとボッタスが単独クラッシュ。赤旗2回の波乱のなかルクレールがトップ
2019年6月28日
2019年F1第9戦オーストリアGPフリー走行2回目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは単独クラッシュを喫し9番手、ピエール・ガスリーは3番手タイムをマークしている。
FP2の始まる午後3時には気温は30℃を超え、路面温度も51℃まで上がった。パワーユニット(PU/エンジン)交換で最後尾スタートが決まっているアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)がソフトタイヤで周回を重ね、それ以外のドライバーはミディアムタイヤかハードタイヤを装着した。
メルセデスはミディアムのボッタス、ハードのルイス・ハミルトンが立て続けに、最終コーナーでコースオフを喫したが、ほとんどダメージは負っていない。
開始後30分の時点で、ボッタスが1分5秒417でトップ。ハミルトン、ルクレール、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フェルスタッペンが続き、6、7番手にマクラーレンのランド・ノリス、カルロス・サインツJr.が付けた。ガスリーはターン4で派手にコースを飛び出し、17番手に留まっている。
それから間もなくして、トップ3チームによる事故の連鎖が始まった。まずは開始後37分、フェルスタッペンが最終コーナーで飛び出し、リヤからバリアに突っ込んだ。マシンは大きなダメージを負い、フェルスタッペンは悄然とガレージに戻って行った。
7分間の中断後、セッション再開。するとそのわずか1分後に、今度はボッタスがターン6で挙動を乱し、グラベルを突っ切ってバリアに正面から激突した。ボッタスもフェルスタッペン同様に自力でコクピットから出たが、衝撃はこちらの方がはるかに大きく、メディカルセンターに向かった。
この赤旗中断も、7分後に再開された。するとその3分後、「バルテリは大丈夫か」とライバルの安否を無線で尋ねていたベッテルが、最終コーナーでコースオフ。フェルスタッペンとほぼ同じ進路をたどったが、バリアの直前で辛くも止まり、派手に砂利を振り撒きながらも、かろうじて無傷でコースに復帰した。
セッションが約1時間を過ぎたところで、ルクレールがソフトで1分05秒117の最速タイムを叩き出した。そのすぐあとにガスリーが、ハミルトンをしのぐ3番手タイムをマーク。さらにサインツがハミルトンの0.016秒差まで迫る5番手タイム。ロマン・グロージャン(ハース)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)の中団勢も、6、7番手で続いた。
13周の周回に留まったフェルスタッペンは、9番手に後退。ロングランをほとんどできないまま、初日を終えた。トロロッソ・ホンダはアルボンが13番手、ダニール・クビアトはチームメイトから0.084秒落ちの15番手だった。
(Kunio Shibata)
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5/24(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/26(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |