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大変革のF1、テスト開催地めぐり意見割れる
2016年9月13日
F1のタイヤサプライヤーであるピレリは、2017年のプレシーズンテストの開催地として、スペインではなく、バーレーンを強く希望している。
イタリアGPの週末に浮上した日程案によると、来年のプレシーズンテストは各4日間で2回(2月27日〜3月2日と、3月7日〜10日)とされている。しかし、実施される場所は未定で、現時点ではパドック内でも意見が分かれているが、一部のチームは経費削減のためヨーロッパ域内でのテストを望んでいるという。
だが、来季からワイドな新タイヤを導入するピレリは、他のいくつかのチームの支持も得て、バーレーンでのテスト開催を求めている。ピレリの新しいタイヤは、プレシーズンテストで初めて2017年仕様のマシンに装着されることになる。その点を考慮して、彼らはその時期のまだ寒いヨーロッパよりも、シーズン序盤戦の気温と路面温度に近い条件のサーキットで走らせて評価をしたいのだ。
「テストの開催地については、まだ何も明らかにされていないが、私たちの希望はなるべく温暖な場所だ」と、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは述べた。
「以前から言い続けているように、これほど大きな仕様の変更があった年には、なるべくシーズン序盤戦の条件に近いところでテストをしたいし、ヨーロッパでそういう場所を探すのは難しい」
「たとえば、(2月末から3月初めの)バルセロナの気温や路面温度は、開幕後にレースが行われる時よりもずっと低い。私たちが行きたいのは、例を挙げればバーレーンのようなコースだ」
また、ヘンベリーが特に懸念しているのは、いまのところ、フルウエットとインターミディエイトの2種類のウェットタイヤを試すためのテストが、予定に組まれていないことだ。
現在、ピレリはフェラーリ、メルセデス、レッドブルの2015年のマシンに手を加え、2017年のダウンフォースレベルに近づけた車両を使って、新しい各種タイヤのテスト走行を行っている。だが、ヘンベリーによれば、シーズン開幕までに少なくとも1日か2日をかけて、ウエットタイヤのテストを行うことがきわめて重要だという。
「このようにトレッド面の幅が広いタイヤへ移行する場合は、アクアプレーニングの発生を適切なレベルに抑えながら、ウエットハンドリングとのバランスを見極めることが、大きな技術的課題になる」
「チーム側には、レースの週末を迎えてから初めてウエットタイヤの特性を知るよりも、開幕前の段階で何らかの機会を設けたほうが賢明だと伝えている」
「ただ、現実問題として現在のF1では、理想的なウエットテストを行うのは不可能に近い。フィオラノやポール・リカールが使えるとしても、開幕前にそれらしいことをやろうと思えば、多くても3台くらいのマシンで実施するしかないだろう」
「何よりも大きな問題は、プレシーズンテストの日程以前には、2017年仕様のマシンがまだ物理的に存在していないことだ」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |