【5】マクラーレン・ホンダがもたらした規則変更
前述のPUエレメント交換によるペナルティ規則もそうですが、他にもホンダ(やルノー)を考慮して変更された規則が。優勢メルセデスとフェラーリに追いつく余地を与えるため、来年もシーズン中の開発を行えるよう、レギュレーションが変更されています。
ホンダのシーズン中開発が許可。範囲は「他社の平均」
マクラーレン「規則再考を。王者が最後尾は悲しい」
ホンダへの1基追加&PUペナルティ変更が正式決定
PU規則変更。シーズン中開発認めトークン数引上げ
PU新規則案に3基制限。MGU-H廃止はホンダが反対
【6】2チーム目へのパワーユニット供給
マクラーレンとワークスパートナー契約を結んでいるホンダですが、いずれは他のチームにも供給したいとの考えを示しています。今年ルノーとの関係に亀裂が入ったレッドブル陣営と契約する可能性も浮上しましたが、ホンダを独占したいCEOロン・デニスがこれをブロック。しかしバーニー・エクレストンは、ホンダが将来的には他のチームにも提供することを望んでいます。
ホンダ、新チームへのパワーユニット供給を希望
GP直送:マノー、ホンダ変更説には「ノーコメント」
ホンダがトロロッソへの供給を否定。RB陣営の将来は?」
レッドブル・ホンダを阻む理由をマクラーレン語る「我々だけの特権」
ホンダの次なる供給先に、ザウバーの噂が浮上
【7】引退?休養? ドライバーたちの去就
日本GP直前にバトンが引退するという報道がヨーロッパで盛り上がりました。鈴鹿で引退発表という説も流れましたが、結局10月に残留が発表。
その後、ロン・デニスの発言から、アロンソが来年休養するかもしれない、と騒がれる事態に。これはアロンソも発言したデニスも即座に否定しています。
来年もレースドライバーに変更なしということで、マクラーレン傘下のストフェル・バンドーンはF1昇格を諦め、スーパーフォーミュラ参戦を検討、テストに参加しました。
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バトン、オリジナルの契約条件でマクラーレンに残留
アロンソ、引退/休養説を完全否定「来年に希望を持ちたい」
アロンソ、進歩を確信も2年後のプランは白紙
バンドーンのSF参戦決定は間近との報道