今宮純によるロシアGP ドライバー採点&短評
2016年5月6日
☆☆ マックス・フェルスタッペン
13戦連続完走でストップ。信頼性ある昨年型フェラーリのPUトラブルはちょっと気がかり。それまで6位をしっかり堅持する危なげないレース・メイキングは大人っぽい。5日「スペインGPからレッドブル移籍」緊急発表、23レースで昇格の18歳レース人生ますます加速中。
☆☆☆ ジェンソン・バトン
アンダーステアからオーバーステアに過敏に変化、そのリバースステアに対応、予選まで全セッションで初めてアロンソを上回る。混乱1コーナーが明暗の分かれ道、アロンソに遅れた10位もポテンシャルとしては7位の可能性充分。5月攻勢に期待。
☆☆☆ ロマン・グロージャン
何度も1コーナーで混乱のきっかけをつくった彼だからこそ、いまは混乱をかきわけることができる。昔の経験則から得た一つの能力、15位→8位を得るとそのポジション防衛に全力傾注。数台接近戦レースを終盤しのぎ4戦22ポイント、ハース現在もランク5位。
☆☆☆ セルジオ・ペレス
長い円を描くユニークな3コーナーが速い。ここのベストラインをつかんでいるとしか思えない予選7位に、驚かされた。開幕から不運連続で無得点、上位レースを望めたが1周目にパンク。18位から事実上1回ストップ作戦で追い上げる健闘9位、今年のフォースインディアはどの国に行っても呪われているようだ……。
☆☆☆☆ ケビン・マグヌッセン
2年ぶりのソチ、FP1をセルゲイ・シロトキンに譲ってからコースへ。あちこちで前後が滑りまくるルノーを小刻みな修正操作でコントロール、マクラーレン新人時代からの彼の長所。1コーナーで17位→10位、切り抜けた後、グループバトルを巧みにブロックし復帰4戦目のベストレースを。
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※モナコGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※モナコGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |