F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ブリヂストン、母国ウインを飾る

2004年10月11日

 ミハエル・シューマッハーがポールtoウインで日本GPを制して今季13回目の勝利を成し遂げ、ブリヂストン・モータースポーツは母国優勝を祝った。
 日本GPは、台風22号の影響により土曜日のスケジュールがすべてキャンセルとなったため、予選と決勝が日曜日に行われるという、年間でも異例のレースとなった。
 予選1回目、シューマッハーはウエット用タイヤを装着して2番手となる。しかし予選2回目では、金曜日に雨が降ったため試すことのできなかったドライタイヤを装着して、ポールポジションを獲得した。決勝でも、彼はスタートからフィニッシュまで、見事にレースをコントロールした。
「今年の日本GPは、予選と決勝が同じ日に行われるという、稀有でエキサイティングなイベントとなった」と、ブリヂストン社長の渡辺惠夫は語った。「ポールから見事に優勝したミハエル・シューマッハーを、心から祝福する」
「我々ブリヂストンの目の前で、フェラーリが今季17戦目中15勝目を飾ったことを、我々は嬉しく思う。実際、今日(レース当日)は1千人以上のブリヂストン社員が、グランドスタンドで観戦していた。これからブラジルに向かい、引き続き4チームに最高のタイヤを供給するつもりだ」
 菅沼寿夫テクニカル・マネージャーは、以下のように付け加えた。「ミハエルが新たな優勝を飾ってくれたが、ブリヂストンの母国で、同僚やブリヂストン社員の目の前での勝利だっただけに、一層素晴らしい出来事となった。大いに実りのあるシーズンが続いており、しかも、フェラーリは、17戦中15勝を挙げた2002年の記録に並んだ。非常に素晴らしいね」
「ルーベンス(バリチェロ)がレースを完走できなかったのは不運だったが、彼のペースは目覚しく、予選15番手グリッドからでも、しっかりとハードにプッシュしていた。レースの30周目には、1分32秒730のファステストラップをマークしたほどだ。2週間後のブラジルでは、彼がもっと幸運に恵まれるよう、我々は心から願っているよ」
「また、ザウバーも積極的で見応えのあるレースを展開していた。ジャンカルロ・フィジケラは今回で5戦連続の入賞を果たし、シーズンが進むにつれチームも進歩していることを、はっきりと示した。大切なことは、ミハエルとルーベンスがタイヤのパフォーマンスに助けられたように、ジャンカルロとフェリペ(マッサ)も先頭集団と同じような速さで、堅実な走りをできたことだ」
「今週末は、どのドライタイヤを使用するかを決定するのが容易ではなかった。けれど、金曜日のウエットタイヤによる走行をベースに、十分な情報を得られた。どうやら正しい選択だったようだね。今から最終戦のブラジルに向けて、タイヤのスペックをどうするか、最終的な判断を下すために全力を注ぐよ」




レース

5/24(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/25(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/26(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン169
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス113
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ71
7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
9位BWTアルピーヌF1チーム2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP