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アルファロメオF1のクビサがアブダビFP1で走行。若手ドライバーテストにも参加へ

2020年12月11日

 アルファロメオのリザーブドライバ―であるロバート・クビサは、2020年F1最終戦アブダビGPの金曜フリープラクティス1回目に参加し、シーズンを締めくくった後、同じヤス・マリーナ・サーキットで開催されるF1合同テストでも走行することが明らかになった。


 クビサはシュタイアーマルク、ハンガリー、イギリス、バーレーンでFP1に出場、アルファロメオのC39で走行してきた。


 36歳のクビサは、2021年のF1に関するプランを明らかにしておらず、アブダビがF1ウイークエンドでの最後の走行になる可能性もある。FP1でクビサはアントニオ・ジョビナッツィのマシンで走行する予定となっている。


 15日に開催されるテストで、アルファロメオが、フェラーリの育成プログラムのメンバーで、今年FIA-F2でランキング2位を獲得したカラム・アイロットを起用することは、11月の段階で発表されていた。チームは今回、アイロットとともにクビサを走らせることを決めた。

ロバート・クビサ(アルファロメオ)
2020年F1第15戦バーレーンGP ロバート・クビサ(アルファロメオ)

 アブダビテストは、若手ドライバーにF1カーに乗るチャンスを提供することを目的としたテストだが、FIAが例外を認める場合があり、今回は2020年シーズン中に決勝に出場していないドライバーなら承認される可能性があるといわれている。すでにルノーは2021年にF1に復帰するフェルナンド・アロンソ、レッドブルはリザーブドライバーのセバスチャン・ブエミを走らせることを明らかにしている。


「このマシンをドライブするたびに、チームに何かをもたらす機会がある。バーレーンでの前回の走行からわずか2週間後にその作業ができるのだからなおさら楽しみだ」とクビサは語った。


「頻繁にステアリングを握ることで、マシンに対して一貫した感触を持てるようになる。そしてそれがチームにより良いフィードバックを提供することに役立つ」


「FP1とオフシーズンテストはとても役立つだろうし、楽しみにしている」


 アルファロメオF1チーム代表のフレデリック・バスールは、今年のアルファロメオのプログラムに対するクビサの貢献を称えた。


「シーズンは終わりに近づいているが、やるべきことはまだたくさんあり、マシンをコースで走らせることのできるすべての機会が重要だ」とバスールは語った。


「ロバートのようなスキルと技術的な思考を備えた人材がいることは、我々が走行日を最大限に活用することに役立つ。彼はシーズンを通してチームにとって非常に価値ある存在だった。2020年最後の走行でも引き続き大きな貢献を果たしてくれるだろう」



(autosport web)


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