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分配金をEUに提訴のFインディア「リスクは覚悟」

2015年10月16日

 先月末、フォース・インディアとザウバーは、各F1チームに支払われる分配金の支払い構造についての調査をEU(欧州連合)に申し出たが、フォース・インディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは、自分たちも含めた周囲への影響は覚悟の上で決断したことだと述べた。

 F1側から各コンストラクターに支払われる、通称「分配金」。その年の成績に応じて、支払われる額にも違いはあるが、フォース・インディアとザウバーはトップチームと下位チームに支払われる額に開きがあり過ぎると主張、その要因のひとつとして、CVCキャピタル・パートナーズからの追加ボーナスについて言及している。

「もちろん、今回の提訴はCVCキャピタル・パートナーズに対して望ましくないことであることは承知している」とファーンリー。
「我々も時間をかけて今回の件を検討してきた。しかし、これをそのまま見過ごすというのは非常に愚かなことだ」

 この件に関して欧州連合コミッショナーは年末までに結論を出すとみられている。ただ、結果がどうであれ、F1の商業的な権利を所有するCVCキャピタル・パートナーズはもちろん、フォース・インディア自身にも多大なる影響があることは避けられない。それでもファーンリーは、影響は承知の上で決断したことだという。

「我々も大人だ。どんな影響が出るか、その危険性についても分かっている。だけど、強い信念を持って、これについては対処しなければならない」

「とても難しい決断だったが、今回EUに掛け合うことを決めた。だが懐柔的な合意に至るには少なくとも12カ月かかると思っている。それでもF1から独立していて、我々に対してもきちんとした結論を見出してくれるのは、彼らEUだけだ」

 昨年の上位トップ5(メルセデス、レッドブル、ウイリアムズ、フェラーリ、マクラーレン)には、ランキングによって支払われる分配金とは別に「プレミアム・ペイメント」という形でF1のコマーシャル権を保有するCVCキャピタル・パートナーズから追加ボーナスが支払われている。
 これはランキング下位の5チームにはなく、明らかに不公平が生じているというのが2チームの主張だ。

(オートスポーツweb / Translation:Tomohiro Yoshita)




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