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ベッテルが独走で皇帝に並ぶ7連勝を達成

2013年11月3日

LAT

 2013年F1第17戦アブダビGPは3日、アブダビのヤス島にあるヤス・マリーナ・サーキットで55周の決勝レースが行われ、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが今季11勝目、通算では37回目となるトップチェッカーを受けた。これでベッテルは、ミハエル・シューマッハーの保持するシーズン最多の7連勝に並んだ。

 幻想的なトワイライトレースとして知られるシーズン第17戦のアブダビGP。決勝の天候は晴れ、気温32度、路面温度36度というコンディションのなか、現地時間夕方17時にレースのスタートが切られた。

 注目のスタートでは、2番手スタートのベッテルが好スタートを見せたのに対し、ポールシッターのマーク・ウエーバーは若干加速が鈍り、3番手スタートのニコ・ロズベルグにもポジションを奪われてしまう。また後方では、車両違反で予選結果を剥奪され、最後尾スタートを強いられたキミ・ライコネンが、1コーナーでケーターハムと接触していきなりストップ。ここ最近の悪い流れを断ち切れず0周リタイアを喫した。

 レースは、首位に立ったベッテルが序盤からファステストラップを連発し、2番手ウエーバー以下を引き離していく。ベッテルは、自分と同じソフトタイヤスタートのライバル勢が10周を前に最初のタイヤ交換を済ませるなか、その後も快調なペースで周回を重ねる。ベッテルは14周目、長めのファーストスティンで暫定2番手に浮上していたフェリペ・マッサに25秒以上の差をつけピットインすると、再びトップでコースに復帰した。

 一方、ベッテル以下のオーダーは、ロズベルグ、ウエーバー、ロメイン・グロージャンによって争われたが、19周目にウエーバーが1ストップ作戦のポール・ディ・レスタを抜きあぐねていたロズベルグを捉えて2番手に浮上。そのウエーバーを追っていたグロージャンは、最初のピットアウト後にミディアムスタートのエステバン・グティエレスに時間を要し、ウエーバー、ロズベルグを捉えるまでには至らなかった。

 その間も先頭のベッテルは、チームの指示を上回るペースで周回を重ね独走状態に持ち込むと、およそ30秒後方を走る2番手ウエーバーが33周目にピットストップを行ったのを見届け、4周後に最後のタイヤを交換を実施。再びトップを譲ることなくコースに戻ったベッテルは、終盤もさらにハイペースで周回をこなし、独走で55周を走りきった。

 2位はウエーバー、3位ロズベルグ、4位グロージャン。5位には2度目のピットストップを44周目まで引き延ばしたアロンソが入ったが、彼はピットアウトのコース合流の際にジャン-エリック・ベルニュとあわや接触しかけたため、一瞬トラック外を走行。しかしポジションを戻さないまま走行を続け、その後もハミルトンを抜いて5位を得たためスチュワードの審議対象となった。審議の結果はレース後。

 また、5番手スタートから中盤までポイント圏内を走っていたザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、ピットストップでのアンセーフリリースでドライブスルーペナルティを課され後退、13位でのフィニッシュとなった。


レース

11/1(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/2(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/3(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン362
2位ランド・ノリス315
3位シャルル・ルクレール291
4位オスカー・ピアストリ251
5位カルロス・サインツ240
6位ルイス・ハミルトン189
7位ジョージ・ラッセル177
8位セルジオ・ペレス150
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム566
2位スクーデリア・フェラーリ537
3位オラクル・レッドブル・レーシング512
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム366
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム46
7位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム36
8位ウイリアムズ・レーシング17
9位BWTアルピーヌF1チーム14
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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