マクラーレン・メルセデスF1チームのCEO、マーティン・ウィットマーシュは、2006年にGP2シリーズにステップアップしようとしている若手イギリス人ドライバー、ルイス・ハミルトンについて、将来のF1チャンピオンだと語った。

　まだ正式に発表があったわけではないが、ハミルトンはポール・リカールでのテストで好印象を見せ、来季ARTチームを率いるのではないかと予想されている。20歳のハミルトンは、過去8年間にわたってマクラーレンの支援を受けてきている。
　2005年には、ハミルトンはF3ユーロシリーズで圧倒的な強さを見せた。ウィットマーシュは、サンデー・ミラー紙に対し、その強さは、ハミルトンが将来のチャンピオンの器であることの証だと語った。
「ルイスがいつかマクラーレンでワールドチャンピオンになるだろうと考えなければ、私たちは過去8年間、彼が必要とした全資金を負担したり、多くの時間と労力を彼のために費やしたりはしなかっただろう。ヨーロッパF3選手権はF1以外では最も競争の激しいシリーズであり、それを彼は今年、空前の強さで圧倒したのだ」とウィットマーシュは述べた。
　ハミルトンは20戦で15勝を挙げ、ユーロシリーズのタイトルを獲得している。

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