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メルセデスF1代表、ラッセルのクラッシュを責めず「次に優勝争いをする時にこの経験が役立つ」
2023年9月21日
メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、シンガポールGPの最終ラップでウォールに激しくぶつかり、確かと思われた3位の座をふいにしたジョージ・ラッセルを責めず、この経験を今後に役立ててほしいと述べている。
「ジョージのことを思うと残念だ。彼は99.9パーセント素晴らしい週末を送っていたが、集中力が一瞬途切れたことでウォールに衝突し、このようなことになった」
「私が彼に言ったのは、レースの優勝やタイトルを狙っている時よりは、今起きて、そこから学習できる方がよかったということだ。このミスは彼のなかに刻まれるだろう」
ラッセルがウォールに衝突して3位を失い、チームメイトのルイス・ハミルトンが3位に繰り上がった。たとえ、ふたりが前を行くカルロス・サインツ(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)を抜けなかったとしても、3位と4位でフィニッシュしていれば、メルセデスはコンストラクターズ選手権において28ポイントを稼いでいた(ハミルトンがファステストラップを記録)。しかし実際には16ポイントの加算にとどまり、ランキング3位フェラーリとのギャップが大幅に縮まってしまった。
しかしウォルフは、ラッセルのミスを責める気持ちはないと断言している。
「彼が競争力のあるマシンで走り始めてから、まだ2年目だということを忘れてはならない。彼は全力を尽くした。優勝をつかむために激しくプッシュしていたのだ。あの段階で、まずはノリスを、その後サインツをオーバーテイクするためには、ウォールに1mm以内まで近づくような気持ちで攻めるしかなかった」
「ランドはウォールに軽く接触したが、その後ろにいたラッセルはより激しく当たった。そのため彼はレースを犠牲にすることになった。しかしあれほどプッシュしていれば、こうしたことは起きるものだ」
ラッセルがひどく打ちのめされてシンガポールを離れたと、ウォルフは明かした。しかし日本GPでラッセルは必ず立ち直ると、ウォルフは信じている。
「もちろんジョージは根っからのレーサーだ。(あのミスに)気落ちしている。しかし私は彼に、我々はトップではなく3番手を走っていたのであり、あのような状況で、短時間で学ぶことができてよかったと言った。彼はメルセデスに入ってまだ2年目だ。次に優勝やタイトルを争うようになったとき、彼は今回のようなミスを犯すことはないだろう。当然ながら彼は苛立っていたが」
「シンガポールは昔から他とは違うコースだ。ここでレッドブルは失敗したものの、特に鈴鹿のような従来型のサーキットへ戻れば、通常の序列に戻る可能性はかなり高い」
「ジョージはシーズンを通して、上位で戦ってきた。次もまた上位争いに加わるはずだ」
(Grandprix.com)
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6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |