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【今週の気になるニュース】ロバーツの正式なチーム代表就任で思い出されるマクラーレンF1の“アンタッチャブルズ”
2020年12月22日
12月17日に、ウイリアムズ・レーシングが新CEOにヨースト・カピートを指名したことを発表した。
※ウイリアムズCEOに元VW&マクラーレンF1のヨースト・カピートが就任。サイモン・ロバーツが正式なチーム代表に
カピートといえば、2016年にマクラーレンのCEOに抜擢されたことが記憶に新しいが、わずか1シーズンで離脱していた。カピートをフォルクスワーゲン(モータースポーツディレクター)から招聘したのはかつてマクラーレンを率いてきたロン・デニスだったが、カピートを招き入れた直後にマクラーレン・グループ総帥のロン・デニスが2016年11月に失脚。後ろ盾を失ったカピートも、その直後の2017年2月にマクラーレンを離脱していた。
今回のこのニュースで注目したいのは、カピートのCEO就任よりも、むしろ9月から暫定代表を務めてきたサイモン・ロバーツが、正式なチーム代表に就任することが決定したことだろう。ロバーツもまた、元マクラーレンのメンバーだったからだ。さらにウイリアムズにはロバーツが移籍してくる直前に、チームマネージャーのデイブ・レディングもマクラーレンから移籍している。つまり、いまウイリアムズの首脳陣の多数を元マクラーレン・メンバーが占めつつある。
ロバーツといえば、マクラーレン時代の“あの”事件が忘れられない。それは、マシンをアップデートするために休みなく働き続けた報酬として手渡されたのが、安価なチョコレート菓子のフレッドだったという『フレッドバー事件』だ。従業員の怒りの矛先は、“アンタッチャブルズ”と呼ばれていたチームをマネジメントする要職に就いていた4人に向けられ、そのひとりがロバーツだった。
それがマクラーレン離脱の理由かは定かではないが、“アンタッチャブルズ”のほかの3人のうちエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は2018年7月に辞任し、マット・モリス(チーフエンジニアリングオフィサー)も2018年7月に退任していることを考えると、ロバーツもマクラーレンに居場所がなかったと考えるのが自然だろう(もうひとつりのデビッド・プロビン/オペレーションディレクターは不明)。
カピートの加入でウイリアムズのマクラーレン化が加速する中、次なる“アンタッチャブルズ”の移籍はあるのか? そこが気になる。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |