最新記事
- ブラジルでF1の放映権争いが勃発。大手テレビ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第20戦...
- アロンソ、ブラジルでもメディアデーを欠席。...
- ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシ...
- 角田裕毅に求められるマインドセット。戦い方...
- 【F1第20戦無線レビュー(2)】ふたつ目のペ...
- ローソンがペレスへの侮辱行為を謝罪。レッド...
- ドライビングガイドラインの方向性について「...
- 【F1第20戦無線レビュー(1)】母国レースの...
- フェルスタッペン、メキシコではレースペース...
- 2024年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイム...
- ホンダとアルピーヌ、F1コストキャップ規則手...
F1モナコGP FP1:リカルドがトップ、トロロッソ・ホンダのハートレーは最多46周の12番手
2018年5月24日
地中海の陽光がさんさんと降り注ぐ、モナコGP初日FP1。午前11時からのセッションは、気温21℃、路面温度33℃のコンディションで始まった。市街地から見上げる山の上の方には灰色の雲がかかっているが、降水確率は0%だ。
ピレリは今季、新たに最も柔らかいハイパーソフトタイヤを開発。今週末のモナコが初投入となり、これをいかに使いこなすかが、大きな見どころになりそう。
支給される13セットのうち、全ドライバーが9〜11セットのハイパーソフトを選択。予選だけでなくレースでも、このコンパウンドがメインとなることはまちがいない。FP1でも多くのドライバーが最初から積極的に履いて、感触を確かめている。
モナコ名物ガードレールの、最初の餌食になったのはセルゲイ・シロトキンだった。開始後18分、最終コーナー立ち上がりでイン側を接触させ、右リヤタイヤがパンクしたが、何とか1周してピットに戻った。直後にはロマン・グロージャンがタバココーナーでマシンアウト側を擦り、空力パーツを飛ばしている。
30分過ぎにはフェルナンド・アロンソが、コクピットから降りてしまう。セッション序盤から訴えていたブレーキの問題が改善されず、チームは「このままでは安全に走れそうにない」と、フロアを外して調べることを決断したようだ。
この時点でハイパーソフトをまったく試していないのは、ハースとマクラーレンの4台だけ。フェラーリ、レッドブル、ルノー、フォース・インディアなどは、逆にハイパーソフトしか履いていない。
そのレッドブルはダニエル・リカルドがわずかにガードレールに触れ、マックス・フェルスタッペンはターン1のブレーキングで派手に白煙を上げたが、いずれも大きなダメージを受けず。ただしフェルスタッペンはエスケープゾーンからリバースでコースに戻ろうとして後続のセバスチャン・ベッテルが避けるシーンがあり、終了後審議となった。
このセッショントップはリカルド。1分12秒126のタイムは、昨年Q3でキミ・ライコネンが打ち立てたモナコ最速記録の1分12秒178を、すでに0.052秒しのいでいる。フェルスタッペンが0.15秒遅れで2番手に付け、レッドブル勢が1−2を占めた。
3番手のルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンから0.2秒落ち。ベッテル、ライコネンのフェラーリ2台が続き、カルロス・サインツJr.がバルテリ・ボッタスを抑えて6番手に入った。
トロロッソ・ホンダ勢は、ブレンドン・ハートレーが全20台中最多の46周を走って、トップから1秒9落ちの12番手。そこからコンマ1秒遅れたピエール・ガスリーは、14番手だった。アロンソは終了直前にコース復帰を果たし、初めてハイパーソフトを履いたが、16周17番手に留まった。
(Kunio Shibata)
1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |