F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

F1モナコGP FP1:リカルドがトップ、トロロッソ・ホンダのハートレーは最多46周の12番手

2018年5月24日

 地中海の陽光がさんさんと降り注ぐ、モナコGP初日FP1。午前11時からのセッションは、気温21℃、路面温度33℃のコンディションで始まった。市街地から見上げる山の上の方には灰色の雲がかかっているが、降水確率は0%だ。 


 ピレリは今季、新たに最も柔らかいハイパーソフトタイヤを開発。今週末のモナコが初投入となり、これをいかに使いこなすかが、大きな見どころになりそう。


 支給される13セットのうち、全ドライバーが9〜11セットのハイパーソフトを選択。予選だけでなくレースでも、このコンパウンドがメインとなることはまちがいない。FP1でも多くのドライバーが最初から積極的に履いて、感触を確かめている。


 モナコ名物ガードレールの、最初の餌食になったのはセルゲイ・シロトキンだった。開始後18分、最終コーナー立ち上がりでイン側を接触させ、右リヤタイヤがパンクしたが、何とか1周してピットに戻った。直後にはロマン・グロージャンがタバココーナーでマシンアウト側を擦り、空力パーツを飛ばしている。


 30分過ぎにはフェルナンド・アロンソが、コクピットから降りてしまう。セッション序盤から訴えていたブレーキの問題が改善されず、チームは「このままでは安全に走れそうにない」と、フロアを外して調べることを決断したようだ。


 この時点でハイパーソフトをまったく試していないのは、ハースとマクラーレンの4台だけ。フェラーリ、レッドブル、ルノー、フォース・インディアなどは、逆にハイパーソフトしか履いていない。


 そのレッドブルはダニエル・リカルドがわずかにガードレールに触れ、マックス・フェルスタッペンはターン1のブレーキングで派手に白煙を上げたが、いずれも大きなダメージを受けず。ただしフェルスタッペンはエスケープゾーンからリバースでコースに戻ろうとして後続のセバスチャン・ベッテルが避けるシーンがあり、終了後審議となった。


 このセッショントップはリカルド。1分12秒126のタイムは、昨年Q3でキミ・ライコネンが打ち立てたモナコ最速記録の1分12秒178を、すでに0.052秒しのいでいる。フェルスタッペンが0.15秒遅れで2番手に付け、レッドブル勢が1−2を占めた。


 3番手のルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンから0.2秒落ち。ベッテル、ライコネンのフェラーリ2台が続き、カルロス・サインツJr.がバルテリ・ボッタスを抑えて6番手に入った。


 トロロッソ・ホンダ勢は、ブレンドン・ハートレーが全20台中最多の46周を走って、トップから1秒9落ちの12番手。そこからコンマ1秒遅れたピエール・ガスリーは、14番手だった。アロンソは終了直前にコース復帰を果たし、初めてハイパーソフトを履いたが、16周17番手に留まった。



(Kunio Shibata)


レース

11/1(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/2(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/3(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン362
2位ランド・ノリス315
3位シャルル・ルクレール291
4位オスカー・ピアストリ251
5位カルロス・サインツ240
6位ルイス・ハミルトン189
7位ジョージ・ラッセル177
8位セルジオ・ペレス150
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム566
2位スクーデリア・フェラーリ537
3位オラクル・レッドブル・レーシング512
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム366
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム46
7位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム36
8位ウイリアムズ・レーシング17
9位BWTアルピーヌF1チーム14
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号