【】最後尾スタートのリカルド、トラフィックに苦しみ15位「スプリントと違い、本来のペースを発揮できなかった」F1第6戦
5月7日
2024年F1マイアミGP決勝で、RBのダニエル・リカルドは、前戦中国GPでのペナルティにより3グリッド降格され、20番グリッドからスタート、15位でフィニッシュした。
ビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、「ダニエルはほとんどずっとトラフィックのなかで走ったために、難しいレースになった」と語った。
「後方からのスタートは簡単ではなく、セーフティカー出動時にピットインできたにもかかわらず、セカンドスティントもずっとDRSトレインのなかで走ることになった。彼はスプリントで素晴らしいレースをしたが、今日のレースでは、トラフィックにはまった状態で周囲のマシンと戦うことがどれだけ困難かを思い知らされた」
■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=15位(57周/57周)
20番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
いつもレースには楽観的な気持ちで臨むのだが、今日のレースは、昨日の予選が響いて、こういう形になった。
トラフィックにはまり、ポジションを上げていくのに十分な速さがなかった。他のマシンに囲まれて彼らと戦っているときには、昨日のスプリントのようにクリーンエアで走っているときとは違って、ペースを発揮するのがとても難しかった。
他のマシンと比較して、僕たちのセットアップではストレートラインスピードがとても低かった。それで僕にはどうすることもできず、他のマシンの後ろを走り続けた。これについてはデブリーフィングで話し合うつもりだ。でも全体的に見て、予選でもっと良いポジションを確保する必要があることは分かっている。金曜のスプリント予選ではそれができて、昨日のスプリントの結果につながった。
ポジティブな点に目を向ければ、チームはとても満足してマイアミを離れることができる。僕はスプリント予選とスプリントで良い結果を出したし、(角田)裕毅は今日ポイントを獲得した。
それから、ランド(・ノリス)のこと(注:F1初優勝を挙げたこと)を心からうれしく思う。本当におめでとう。彼はライバルであり友人でもある。彼にどれだけ才能があるか知っているから、初優勝を挙げるのは時間の問題だと分かっていた。
(autosport web)
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