【】メルセデス、2台がSQ2で敗退「実験のせいでなくこれが実力」「アップデートが機能していない」F1第6戦スプリント予選
5月4日
2024年F1マイアミGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはスプリント予選で12番手、ジョージ・ラッセルは11番手だった。ハミルトンはSQ2ではターン16のウォールに接触するというアクシデントもあった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP1 7番手(1分29秒012:ソフトタイヤ/24周)
スプリント予選 12番手(SQ1=12番手1分28秒736:ミディアムタイヤ/SQ2=12番手1分28秒371:ミディアムタイヤ)
FP1ではマシンの感触がとても良く、バランスにも満足していた。でも残念なことに、スプリント予選ではバランスが変わり、マシンの状態が後退してしまった。SQ3進出まではあと一歩だったけれど、トップとの差は大きい。
12番手スタートとなり、僕らにとってスプリントはタフなものとなるだろう。このサーキットは前のマシンについていくこともオーバーテイクすることも簡単ではないので、大きくポジションを上げることは期待していない。それでも、マシンをポイント圏内にもっていけるようにベストを尽くす。
(走行後にメディアに対して語り)上位から0.7秒遅いということを今は受け入れるしかない。(これまでのグランプリと違って)実験はしていない。マシンを機能させようと努力しているだけだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP1 4番手(1分28秒784:ソフトタイヤ/26周)
スプリント予選 11番手(SQ1=6番手1分28秒387:ミディアムタイヤ/SQ2=11番手1分28秒343:ミディアムタイヤ)
FP1では、ソフトタイヤのフィーリングが本当に良かった。ペースも良さそうだったが、スプリント予選でミディアムコンパウンドを履いた状態では、スイートスポットにマシンを入れることができなかった。それでカットオフにおいて脱落する側になってしまったんだ。
スプリント予選はとてもタイトで、SQ3進出まであとわずか100分の数秒だった。そうはいっても、僕たちはそこまでノックアウトに近い位置にいるべきではないので、改善を見つけるべく今夜ハードワークを重ねていく。
明日のスプリントでポジションを上げていけると信じている。でも後方グリッドからのスタートになるとレースは難しくなるから、予選で苦境に陥る今の状況を乗り越える必要があるね。
(走行後にメディアに対して語り)多くのチームがここにアップデートを持ち込んできた。マクラーレンのものはかなり大規模だし、アストンは(中国で)アップデートを導入した。僕たちも皆と同じだけれど(注:マイアミにフロアボディ、クーリングルーバー、フロントウイング、フロントサスペンションのアップデートを導入)、今日はうまく機能していなかった。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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