2020年F1第3戦ハンガリーGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)

【】ラティフィ「左リヤがパンクして大きなダメージを与えてしまった」:ウイリアムズ F1第3戦ハンガリーGP決勝

7月21日

 2020年F1第3戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは18位、ニコラス・ラティフィは19位でレースを終えた。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=18位

ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2020年F1第3戦ハンガリーGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 まず第一に、ウェットでのスタートがひどかった。ものすごくトリッキーだったよ。どうしてかは分からないが、インサイドに並んだドライバーはみんな苦戦していたようだ。その後も、僕らのレースペースは本当にプアで、いったい何が起きていたのか原因を突き止める必要がある。昨年はその反対で、予選よりもレースペースの方が良かったんだ。

 今年は予選では速いのに、日曜日に苦戦を強いられている。それでも広く全体を見て、特に土曜日に関して僕らが示した進歩を考えれば、相対的には満足すべきだと思う。実際、ポジティブな点もたくさんあって、あとはクルマのペースを全般的にもう少し改善するために、ネガティブな部分を修正して行けばいいだけだ。

ニコラス・ラティフィ 決勝=19位
 スタートは良くて、1周目も順調だった。ところが、ピットストップですべてが台無しになってしまった。残念なことだが、ピットレーンが混み合っている時には、ああいうアクシデントが起こりがちだ。左後輪がパンクして、しかもピットへ戻る途中で、クルマに大きなダメージを与えてしまった。フロアが大きく欠けて、その後のレース全体を通じて、クルマをコース上にとどめておくことさえ難しかったんだ。

 こんなレースになるはずではなかったし、少し運に恵まれなかったが、それでも土曜日にはポジティブなことがいくつかあった。気持ちをリセットして、シルバーストンのレースに臨みたい。

(Translation:Kenji Mizugaki)