2020年F1第17戦アブダビGP トラブルによりリタイアし、パドックへ戻ってきたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)
【】ペレス「リタイアは本当に残念。でも僕らのシーズンも、十分に誇りに思っていい」:レーシングポイント F1第17戦決勝
12月15日
2020年F1第17戦アブダビGPの決勝レースが行われ、レーシングポイントのセルジオ・ペレスはトラブルに見舞われリタイアに終わった。ペレスは前身のフォースインディア時代から長く在籍したレーシングポイントを今年限りで離れることが決まっているが、2021年の活動についてはまだ正式な発表はない。
■BWTレーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=リタイア
このチームでの最後のレースをこんなに早く、それもバーレーンの時と同じエンジントラブルで終えることになって、本当に悲しいよ。チームのみんなのためにも、いいレースで締めくくりたかった。世間の人たちがこの週末ではなく、サクヒールGPでの優勝の方を記憶に残してくれるといいね!
より大きな視野から言っても、このリタイアは本当に残念だ。チームがコンストラクターズ選手権3位を手にするには、2台揃ってポイント圏内でフィニッシュする必要があった。3位を獲得したマクラーレンに、おめでとうと言いたい。
だが、僕らのシーズンも、十分に誇りに思っていいものだった。優勝もできたし、ポディウムにも上がった。そして、ふたりのドライバーがそれぞれ欠場を強いられたことを始めとして、いくつかの不運な状況もあった。僕自身については、ドライバーズ選手権で4位を確保できてうれしいよ。今年は本当に特別なシーズンだったが、これでようやくひと息つくことができそうだ。そして、自分自身の将来についても、心から楽しみにしている。
(Translation:Kenji Mizugaki)
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