【】ルクレール、ベッテルに感謝「たくさんのことを教えてもらった。一緒に走れて光栄」フェラーリ【F1第17戦決勝】
12月14日
2020年F1アブダビGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは13位だった。
前戦のペナルティで3グリッド降格され12番グリッドからミディアムタイヤでスタート、バーチャルセーフティカー導入/セーフティカー出動となった際、10周目に多数のマシンがタイヤ交換を行ったが、ルクレールはステイアウトし、22周目にハードタイヤに交換し、54周のレース(55周のレースを1周遅れでフィニッシュ)を走り切った。
ルクレールは2020年ドライバーズランキングで8位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=13位
今日は十分な速さがなかった。オーバーテイクが難しく、低速コーナーで苦しんだ。それで、ポジションを上げるために、他とは違う戦略を試してみることにした。でも残念ながらうまくいかなかった。
厳しいシーズンだった。しかもこんな形で締めくくることになり残念だ。でも一方で、この数レース、進歩が見られたのは事実だ。冬の間にこの調子で前進し、来年はもっと強くなって戻ってきたい。
セブ(ベッテル)に感謝している。彼はたくさんのことをチームに与えてくれた。人間的に素晴らしいし、最高のドライバーだ。彼にプッシュされたことで、僕のパフォーマンスが向上し、改善につながった。この2年間、彼がチームメイトですごくうれしかった。今後の活躍を祈っている。
来年はカルロス(・サインツJr.)が入ってくる。彼はとても速くて、いい仕事をする、安定した力を発揮するドライバーだ。僕にとって大きなチャレンジになるだろうけど、彼が来るのはうれしいし、楽しみにしている。
(SNSでのベッテルに対するメッセージ)「この2年間一緒に過ごして、人間としてもドライバーとしても、あなたからたくさんのことを学びました。あなたからプッシュされることで向上し続けることができました。感謝していますし、あなたのチームメイトになれて光栄でした。今後の活躍を心から祈ります。あなたはドライバーとしても、人間としても、最高の存在です」
(autosport web)
シャルル・ルクレール関連記事
- ルクレール、ハードタイヤでのペース不足に苦しむ「0.5秒も遅いのは普通じゃない」フェラーリ/F1中国GP
- ルクレール、サインツの“行きすぎの防御”に不満「彼が限度を超え、不必要な接触が起きた」フェラーリ/F1中国GP土曜
- フェラーリが雨で苦戦し、ルクレールがスピン。サインツはスプリント後のセットアップ変更に期待/F1中国GP金曜
- 「ラップに満足しても結果は出ていない」2戦続けて予選ペースに悩まされたルクレール。タイヤを適切に作動させられず
- サインツ3番手「路面状態の変化に伴い、ペースが向上。無理かと思った表彰台をつかめた」フェラーリ/F1日本GP
- ルクレール、“原因不明のペース不足”で予選8番手「レースでは速いはずだが、ここは追い越しが困難」/F1日本GP