【】アルファタウリ「未知数だらけの予選・決勝になり、チャンスが生まれる可能性がある」【F1第11戦金曜】
10月10日
2020年F1アイフェルGPの金曜、悪天候のためメディカルヘリコプターが飛行できないという判断により、フリー走行1回目、2回目の両方がキャンセルされた。そのため、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとピエール・ガスリーを含め、全チーム全ドライバーが金曜に走行することができなかった。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
チーフレースエンジニア ジョナサン・エドルズ
ニュルブルクリンクの初日は雨が降り、寒く長い一日だった。そして一度も走ることができなかった。
2013年以来初めてここを訪れたので、最適なセットアップ、そして寒いなかでタイヤをうまく機能させる方法について理解するため、たくさんのテスト項目を用意し、忙しい金曜を過ごす予定だった。
今週末は冬季テストで経験したよりも低い気温であり、タイヤから最大限の力を引き出すやり方についてシーズンを通して学習してきたことを役立てられるかどうか疑問だ。タイヤがどういう挙動を見せるかについて、科学と工学に基づいて確信を得ているものの、それを実際にコース上で確認する必要があった。
だがこのコンディションではそれは不可能だった。従って、未知の要素を多数抱えた状態で明日を迎えることになる。興味深いイベントになりそうだ。
土日には今日よりも天候が改善するようだが、ここは路面が乾くのに非常に時間がかかる。今週は月曜からずっとウエットなので、初めてドライタイヤで走れるのは予選、あるいは決勝になってからかもしれない。
久しぶりにF1が開催されるサーキット、異常なほどの寒さ、雨の可能性といった、不確かな要素があるため、土日を乗り越えるのは楽ではないだろう。だが、だからこそチャンスが訪れるかもしれないので、明日も決勝でもそれを最大限に活用することを目指していく。
(autosport web)
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