【】レッドブル代表「最後のタイヤ交換をしなければ、フェルスタッペンは走り切れなかったかもしれない」【F1第4戦決勝】
8月3日
2020年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位、アレクサンダー・アルボンは8位だった。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
不運にも勝利を逃したという見方をする人たちもいるだろうが、私としてはメルセデスを祝福したい。彼らのマシンは圧倒的に強かった。今回はルイス(・ハミルトン)に運が味方し、彼が優勝したが、マックスは2位とファステストラップを獲得した。予選でのメルセデスとのギャップを見ると、これは素晴らしい結果だ。
マックスは非常に成熟したレースをし、マシンの力をすべて出し切り、ミスもしなかった。エンジニアのことを考えて、水分補給をするよう促す余裕すらあった。セクタータイムを更新しながらだ!
レース終盤、マックスのタイヤはあまりいい状態ではなかった。(バルテリ・)ボッタスのタイヤがパンクしたことから見て、マックスが最後まで走り切れる保証はなかった。そのため、新しいタイヤに履き替えたのは賢い判断だったと思う。
我々は、バルテリの不運によって順位が上がったことに感謝すべきだと思うので、この結果には満足だ。
アレックスも素晴らしいレースを走った。他車と接触し、ペナルティを受け、最後尾まで落ちながら、見事なオーバーテイクを何度か決めて、8位まで挽回した。(ケビン・)マグヌッセンとの接触は、レーシングインシデントだと私は思う。ケビンがミスをしてコースからはみ出したから、アレックスは仕掛けに行き、それで接触した。とはいえ5秒加算ペナルティはおそらく公平なものなのだろう。
ハンガリーの後、我々チームは進歩している。今日はレースでは何が起こるか分からないということが証明された。これからも作業に励み、前にいるライバルにプレッシャーをかけ続けなければならない。
(autosport web)
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