【】スタート直後にスピンしたアロンソ「あの時は『終わった』と思った。入賞できて満足」アストンマーティン/F1第22戦
11月20日
2023年F1ラスベガスGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは9位、ランス・ストロールは5位だった。
アロンソはスタートの蹴り出しは良かったものの、ターン1進入でグリップがなく、単独スピンを喫し、後方に落ちて、すぐさまタイヤ交換を行った。その後、実質的な1ストップで走り、終盤は8番手に浮上していたが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にかわされて9位でフィニッシュした。
ストロールはスタートタイヤにソフトを選んだことが奏功し、19番グリッドから1周目に9番手に浮上。セーフティカー時にピットストップを行い、アクシデントに遭遇することなく、2戦連続の5位を獲得した。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(50周/50周)
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
このレースウイークエンドをポイント獲得で終えることができて満足している。スタート直後のターン1で(スピンをして)後ろ向きに止まってしまったことを考えればなおさらだ。
その後、セーフティカーを最大限に利用して、順位を取り戻していった。全体的に見て、今夜のレースは楽しかったと思う。コース上でいくつか素晴らしいバトルがあったしね。
タイヤのグレイニングがひどく、グリップレベルは低かった。スポーツの観点からは、来年のラスベガスでのレースに向けて多くを学ぶことになるだろう。
この後、アブダビへ向かい、(マクラーレンとの)コンストラクターズ選手権の4位争いに全力を尽くす。
(レース後のインタビューで語り)ターン1で(スピンした時は)これで終わったと思った。でも(その後)セーフティカーが出たおかげで、最後尾のグループに戻って、そこからレースを展開することができた。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(50周/50周)
19番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
楽しいレースだった! 第1コーナーで大勢のドライバーがワイドになるなかで、ポジションを10も上げることができた。19番手から9番手に一気に上がったので、良い結果を出せる可能性が十分あると思った。
そこからは、マシンが速かったので、有利に戦い、レースを通してアタックし続けた。いくつか良い戦略を実行し、2回のセーフティカー中にピットストップを行った。終盤、ターン1の入口で何台かを抜いて、5位の座を確実なものにした。
ここはレースの舞台として最高のコースだった。ファンのために素晴らしいショーを披露することができてうれしく思う。
(Translation: autosport web/AKARAG)
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