【】リタイアのサインツ「トラブルの後、焦ってミスをした。新世代マシンは少しトリッキー」フェラーリ/F1第3戦
4月11日
2022年F1オーストラリアGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは2周目にコースオフし、リタイアした。
ハードタイヤを履いたサインツは、9番グリッドからスタートで出遅れ、14番手に落ちた後、ターン9でコースオフ、グラベルトラップから抜け出せなくなり、その場でリタイアとなった。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=リタイア
9番グリッド/タイヤ:ハード
この週末のことを理解して受け入れることは簡単ではない。昨日の予選の後、レースを楽しみにしていた。でもスタート前の時点で問題に見舞われてしまったんだ。
グリッドにつくまでのラップで、ステアリングのいくつかのスイッチに問題が発生し、フォーメイションラップの1分前に交換しなければならなかった。
そしてスタート時にはアンチストールが作動した。順位を取り戻すためにオーバーテイクをしようとして、タイヤの準備がおそらく整う前にプッシュしてしまった。
予選Q3まではうまくいっていたが、その後はすべてが悪い方向へと進んでしまった。これからじっくり分析し、学習した上で、前に進む。マシンの感触自体は良かった。
優勝したチームとシャルル(・ルクレール)におめでとうと言いたい。次のイモラではさらに強くなって戻ってくるよ。
(formula1.comに対して語り)グリップを見誤るというミスを犯した。今日まずうまくいかなかったのは、ステアリングに問題が起きたことだ。フォーメイションラップをスタートする1分前に交換しなければならず、いくつかスイッチが正しい状態でなく、スタートでアンチストールが作動した。アンチストールとハードタイヤで不利な状況になり、オーバーテイクを急いだが、タイヤがまだオーバーテイクできる状態ではなかった。
今週末は完璧とはいえず、悲惨な展開になってしまった。でもミスをしたのは僕自身だ。新世代F1マシンは少しトリッキーで、ハードタイヤはスタート時にコントロールするのが難しい。今日はその代償を払うことになった。
マシンについて理解するまではヒューマンエラーが起こるものだ。でもそれは言い訳にならない。僕はあんなミスをするべきではなかったし、ステアリングの問題もあってはならなかった。
(autosport web)
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