ガスリー「ギヤボックスに問題があったようで、リタイアするしかなかった」:アルピーヌ F1第12戦決勝
2024年F1第12戦イギリスGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは16位、ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。ガスリーはギヤボックスに問題が発生したため、フォーメーションラップを終えてガレージに戻りリタイアとなった。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=16位(50周/52周)
18番グリッド/タイヤ:ソフト→インターミディエイト→ミディアム→インターミディエイト→ミディアム
チームにとってタフだった週末の総決算がこの結果だ。週末全体を通じて、僕らはいくつもの間違った判断をして、自分たちに戦うチャンスを与えることができなかった。天気が変わりやすいことは分かっていたのに、タイヤ選択に関して最適な戦略を採れず、結果として大きくポジションを下げた。全体として、早く忘れたい週末だったから、すぐに立ち直ってブダペストのレースに臨みたい。ハンガリーは、僕にとって素晴らしい思い出があるレースであり、サーキットだからね。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=DNS(0周/52周)
19番グリッド/タイヤ:ミディアム
ガレージから出て行こうとした時にクルマの何かがおかしいことに気づき、 どうやらギヤボックスに問題があるようだった。そうなると、レースのスタートでトラブルが起きる可能性が考えられたので、フォーメーションラップを終えてそのままピットに戻り、リタイアするしかなかった。
パワーユニット交換によるグリッドペナルティがあって、僕の週末が厳しいものになることは最初から分かっていた。とはいえ、とりあえずレースに参加して、できる限りの反撃を試みることさえできなくて残念だ。天候がひどく不安定だったから、僕にも何らかのチャンスはあったかもしれないのに、今日はそれ以前の段階で終わってしまったんだ。これからも学び続けるつもりだし、同じ問題が再び起きないように、何が起きたのかをしっかり分析する必要がある。まだいろいろと課題があるので、ハンガリーへ向かうまでの時間を有効に使って、もっといいパフォーマンスを見せられるように努めたい。