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ホンダF1、トラブルに伴いハートレーのパワーユニットを全交換。最後尾グリッドに降格へ
2018年6月23日
ホンダは、F1フランスGPの土曜、トロロッソのブレンドン・ハートレーのパワーユニットの6エレメントすべてを交換したことを明らかにした。これによりハートレーはグリッド降格ペナルティを受ける。
ハートレーは金曜FP2でパワーユニットトラブルのためにコース脇でマシンをストップした。ホンダは金曜、「問題の原因とPUが負ったダメージの大きさについて分析を行い、その結果に従って明日以降のPUオペレーションを決める」とコメントしていた。
土曜のFP3を前に、ホンダはハートレーのパワーユニットを交換したことを明らかにした。
「昨日ブレンドンのマシンに発生したPUトラブルについてですが、詳細な調査を行うため、このPUを日本に送り返すことになりました」とホンダの声明文には記されている。
「昨夜、6コンポーネントすべてを交換しました。そのため、ブレンドンは(グリッド降格)ペナルティを受け、(決勝を)後方グリッドからスタートすることになります」
「今日使用するPUは、昨日、そしてカナダGPと同じ最新仕様のものです。ブレンドンとともにいいレースをするために取り組んでいきます」
2018年F1規則では、21戦のなかで6エレメントのうちICE(エンジン)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限され、それを超えるとグリッド降格ペナルティを科される。ハートレーはすでに6つのエレメントすべてをシーズン内の最大基数まで使用していたため、今回の交換でペナルティを受ける。
今年の規則では合計降格数が15位以上になる場合、グリッド最後尾からのスタートになると定められており、今回のハートレーのケースはこれに該当する。
(AUTOSPORTweb)
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