【】GP2チャンピオン、ストフェル・バンドーンってどんな人?

10月18日

LAT

 ロシアGPのサポートレースとして行なわれたGP2のロシア大会では、2ラウンドを残してストフェル・バンドーンが今シーズンのタイトルを獲得しました。すでにF1に参戦しているランキング2位のアレキサンダー・ロッシに対して2倍近いポイント差を付ける圧勝でした。

 1992年3月26日生まれのバンドールンは、現在23歳。ベルギー西部のコルトレーという街の出身で、今もベルギーに住んでいます。GP2に参戦開始した2014年からはマクラーレンのリザーブドライバーを務めていますが、F1のテストドライブやシミュレータードライブも多数経験していて、チームからも高い評価を得ています。

 GP2でのレース運びも非常に上手く、気付けばいつも上位に来ているといった感じ。いつも荒れるGP2のレースですが、その中でもバンドールンはタイヤをいたわる走りや相手との駆け引きなどに秀でていて、いくつも前のコーナーからバトルを組み立てて最終的にターゲットとするコーナーで相手を追い込んでズバッと抜くというような走りができるドライバーです。

 実際に話していても知的でスキのない完璧な好青年といった感じなのですが、今年ARTでチームメイトを務める松下信治はバンドールンについて次のように語ります。
「いやぁ、本当にアイツは完璧な人間ですよ。メチャクチャ速いし、タイヤの前―ジメントも上手いし、ミスもしないし、しかもレースでのバトルも上手くて、GP2の激しいレースでも常にしっかり生き残って上位で結果を残していますからね。僕としては最高のドライバーから学ばせてもらっていますね」


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