【】ビアンキ・トリビュートヘルメットで臨むルクレール「スペシャルラップを走りたい」フェラーリ/F1日本GP金曜
4月6日
2024年F1日本GPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=6番手/フリー走行2=3番手、カルロス・サインツはフリー走行1=3番手/フリー走行2=11番手だった。
ウエットコンディションのFP2では、ふたりとも路面が乾くまで待ってから、主にスタート練習のためにソフトタイヤでコースに出て数周を走った。
FP1開始時、FIAから、ふたりのパワーユニットのエキゾーストシステムのシーズン2基目が投入されたことが発表された。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。
今回、ルクレールは、2015年に死亡した親友ジュール・ビアンキのトリビュートデザイン・ヘルメットを使用している。ビアンキは、10年前の2014年日本GPでの事故で重傷を負い、翌年、死去した。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=6番手(1分30秒558:ソフトタイヤ/18周)/フリー走行2=3番手(1分38秒760:ソフトタイヤ/4周)
いろいろあった一日だった。FP1ではセットアップに関して取り組むべきいくつかの点が見つかった。でもその後、FP2ではほとんど走行できず、フライングラップに関して模索していた答えを見つけ出すことができなかった。明日の午前中に予選に向けてこの点に集中していかなければいけないね。
(走行後にメディアに対して語り)今のところ、ポールポジションを狙うには少しペースが足りないと感じている。レッドブルが強そうだからね。でも、スペシャルラップが可能なのであれば、僕がそれを走りたい。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分30秒269:ソフトタイヤ/20周)/フリー走行2=11番手(−/3周)
コンディションが変化し、2回目のセッションのすべての時間を失ったので、理想的な金曜日とはいえない。午前中のFP1では、かなり快適に走れた。午後のセッションで、セットアップの作業を継続するのを楽しみにしていた。でも、路面はスリックタイヤにはウエット過ぎて、インターミディエイトにはドライ過ぎていたので、まったく走る意味がなく、ガレージにとどまる決断をした。
とはいえ僕らはみんな同じ状況下にいるのだし、明日午前中のセッションがまだ残っているから、そこで予選前にマシンを調整することができる。
(走行後にメディアに対して語り)予想していたより、レッドブル勢に近いと思う。5カ月前から今までの間の進歩という点では、ポジティブな兆候だ。
去年は予選で0.8秒遅れていた。それを思えば、FP1で0.2秒差というのはいいと思うし、スタート地点としては悪くない。ただ、今週末、彼らを倒すのは簡単ではないだろうけどね。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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