2024年F1第2戦サウジアラビアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得

【】フェルスタッペン、0.3秒差でサウジ初PP「マシンが改善し自信を持ってプッシュできた。2021年のラップを思い出したよ」

3月9日

 2024年F1サウジアラビアGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはキャリア34回目のポールポジションを獲得、セルジオ・ペレスは3番手だった。フェルスタッペンがジェッダでポールを獲得したのはこれが初めて。

 Q3でフェルスタッペンは、最初のアタックで暫定ポールを獲得。このタイムを誰も上回ることができなかった。2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は0.319秒だった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2024年F1第2戦サウジアラビアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 1番手(1分28秒412:ソフトタイヤ/13周)
予選 1番手(Q1=1番手1分28秒171:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分28秒033:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分27秒472:ソフトタイヤ)

 今日一日をとても楽しんだ。昨日から大きく改善し、マシンがすごく走りやすかった。昨夜、マシンを少し向上させて、素晴らしいセットアップを見つけたことで、高速コーナーで攻めることができるようになり、1ラップのパフォーマンスが良くなったんだ。

 このトラックでは、どれだけ自信を持って走れるか、どれだけ限界まで攻めることができるかが重要だ。今日は快適に走ることができた。

 予選全体がとてもうまくいき、特にQ2とQ3最初のラップが良かったと思う。今日の結果を誇りに思うよ。明日のレースが楽しみだ。

 チーム全体がこのマシンとレースペースに満足している。今日はしっかり前進することができた。チーム全員が素晴らしい仕事をしたからだ。

(formula1.comに対して、Q3の最初のラップについて語り)2021年にポールを獲り損ねたが(注:ポールが確実と思われる素晴らしいラップを走っていたが、最終コーナーでミスをした)、そのラップを走っていた時のような感じがした。すごくいい気分で、楽しくて、マシンがうまく機能していた。

ポールポジションのマックス・フェルスタッペンと予選3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)
2024年F1第2戦サウジアラビアGP ポールポジションのマックス・フェルスタッペンと予選3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 3番手(1分28秒906:ソフトタイヤ/13周)
予選 3番手(Q1=4番手1分28秒638:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分28秒467:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分27秒807:ソフトタイヤ)

 フロントロウを独占できればよかったが、それでも3番手は明日戦う上で良い位置だと思う。プラクティスから一歩後退したように感じた。木曜は好調だったけれど、残念ながら予選はそうではなかった。

 一日を通して、昨日よりも良くなかった。タイヤの準備とバランスに関して、最大限のポテンシャルを引き出すことができなかった。なぜそうなったのかを見直し、理解する必要がある。でも、マシンへの作業を考えれば、僕たちは決勝ではもっと力を発揮するはずだと期待している。

 できるだけ早く(2番グリッドの)シャルル(・ルクレール/フェラーリ)を抜いて、トップ争いに加わる必要がある。DRSゾーンのことを考えると、早い段階でポジションを上げることが重要になる。

 レースペースではフェラーリより僕たちの方が強いと思う。ただ、デグラデーションが状況をあっという間に変えてしまう可能性がある。ここでのレースはいつもチャレンジだけど、オーバーテイクやバトルが可能だ。長いレースになるだろう。

セルジオ・ペレス(レッドブル)
2024年F1第2戦サウジアラビアGP セルジオ・ペレス(レッドブル)



(autosport web)