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【】3分で読むF1ココだけの話:レッドブルF1首脳部でくすぶる主導権争い

12月16日

 22戦21勝という歴史的大勝を飾った2023年シーズンのレッドブル。その常勝軍団が2023年シーズンに唯一危機的状況に襲われた時期がある。それはコース外ではなく、コース外でのチーム内闘争だった。

 そのチーム内闘争が公になったのが、2023年の10月だった。ヨーロッパを中心に多くのメディアが、「レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーとモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが対立し、チーム内で権力闘争が行われるているのではないか」と報じた。

 この噂は、直後にホーナーがイギリスのメディアに「ヘルムートがいなければ、私は今のような立場にはいなかっただろう。もちろん、私たちの間では、時に意見が合わないこともある。だが、それはどんな組織にもあること。彼は80歳だが、まだまだ元気だ」と語って、終息を図ったことで事態は沈静化し、その後メディアもこの話題をほとんど採り上げることはなくなった。


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