2023年F1第17戦日本GP ケビン・マグヌッセン(ハース)&セルジオ・ペレス(レッドブル)

【】マグヌッセン「リヤタイヤをヒットされた。無謀なアタックだったと思う」ハース F1第17戦決勝

9月26日

 2023年F1第17戦日本GPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは14位、ケビン・マグヌッセンは15位でレースを終えた。

■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=14位(52周/53周)

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
2023年F1第17戦日本GP ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

 スタート直後の混乱には巻き込まれずにすんだ。左手の方で2台のクルマが接触してね。僕はインサイドのラインを取っていたから、そのチャンスを生かして3台か4台を抜くことができた。あれはなかなかうまく決まって、満足感もあったよ。

 その後、さらに誰かを抜いて、もうひとつ順位を上げられたのも良かった。僕は最初から3ストップのつもりでレースに臨んでいた。ご存知のように、タイヤマネージメントはこのクルマが苦手とする部分だから。そして、それは正しい判断だったと思う。

■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=15位(52周/53周)

セルジオ・ペレス(レッドブル)&ケビン・マグヌッセン(ハース)
2023年F1第17戦日本GP セルジオ・ペレス(レッドブル)との接触によりスピンを喫したケビン・マグヌッセン(ハース)

 リヤタイヤをヒットされた。ずいぶん無謀なアタックだったと思うけど、それはまあ仕方がない。僕はその場でスピンして、ピットに入らなければならなかった。しかも、このクルマのタイヤのデグラデーションを考えると、2ストップで走り切るにはまだ早すぎるタイミングだったんだ。あの時点でピットインしたことで状況はさらに厳しくなった。僕としては3ストップはしたくなかった。だから、僕のレースはあの時点で終わったようなものだった。



(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)