【】ヒュルケンベルグ7位「一時は4番手。赤旗は残念だった」ハース/F1第3戦
4月3日
2023年F1オーストラリアGP決勝で、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは7位でF1復帰後初ポイントを獲得した。レース中盤は7番手を走行。セルジオ・ペレス(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)に抜かれて9番手になったものの、最後から2番目の赤旗リスタート後には4番手に位置していた。しかし最後のリスタート順として、その前のリスタート時のグリッド順が採用されたために、ヒュルケンベルグは8位でフィニッシュするしかなく、その後、カルロス・サインツ(フェラーリ)のペナルティで7番手に昇格された。
レース後、ハースは、最後のリスタート時の順序を決めるやり方が規則に正しく則ったものではない可能性があるとして抗議を提出した。スタート順をセーフティカー2ラインでの順位で決めていればヒュルケンベルグはひとつ上からスタートできたものと思われるが、スチュワードはハースの訴えを棄却した。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=7位(58周/58周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト→ソフト
ワイルドであると同時に、少し手際の悪さを感じる部分もあるレースだった。とても多くの出来事があったから、そのすべてをしっかり見直す必要があるだろう。
開幕から3戦続けてソフトタイヤでのスタートがバッチリ決まって、一時は4番手まで浮上した。それだけに、何度かアクシデントがあって、赤旗でレースが中断されたのは残念だ。
今回もポジティブな学びがいろいろとあり、僕にとっては良いこともたくさんあった。このところ何だかリフレッシュした気分でね。とても前向きな姿勢で、チームとの共同作業やマシンに関する実験を心からエンジョイしている。すごくいい感じで勢いに乗れているから、これをこの後に続くレースにも持ち込みたい。
(autosport web)
ニコ・ヒュルケンベルグ関連記事
- ハースのヒュルケンベルグが10位「最大限の結果を出した。重要な1点」小松代表は「完璧なレース」と喜ぶ/F1中国GP
- チームワークで入賞したハース「ケビンの後退を受けて戦略を決定。皆で完璧な仕事を目指した」と小松代表/F1第2戦
- ヒュルケンベルグ「入賞の可能性はあったが、VSC時にピットインを逃したのが失敗だったかも」ハース F1第16戦決勝
- ヒュルケンベルグ12位「スリックでのステイアウトでチャンスを逃した」マグヌッセンは降格:ハース/F1第14戦決勝
- ヒュルケンベルグ「ペレスと接触し、翌周には翼端版が外れて早めのピットストップを強いられた」ハース F1第11戦決勝
- ヒュルケンベルグ「トラフィックのなかでハンドリングの一貫性とグリップが失われタフな戦いに」:ハース F1第5戦決勝