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【】パドック裏話:ハミルトンのボディーガードが実施した過激なファンを避けるための「おとり作戦」

11月10日

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第20戦メキシコGP編です。

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 過去5年間でF1が大きく変わったのは間違いない。良くなった部分もあれば悪くなった部分もあるが、いずれにせよ変わったことだけは確かだ。

 現在の所有者であるリバティ・メディアと、かつてのボス、バーニー・エクレストンの考え方を比べたとき、最も顕著な違いのひとつはパドックへのアクセスに関することである。

 バーニーはパドックや特定のエリアへのアクセスを、できるだけ厳しく制限することを好んだ。そうすれば、パドックへの入場は一層特別で、誰もがうらやましがることになるからだ。そうした方針には、F1というスポーツの印象を高めるばかりでなく、それでもなおパドックに入りたがる人々から大枚をふんだくれるというメリットもあった。

 一方、リバティは異なる考え方を採り、ファンサービスを優先してドライバーやチームに近づきやすくすることを目指した。結局のところ、ファンにとって彼らはヒーローなのだから、ヒーローと会える機会は多い方がよい、というわけだ。


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