【F速プレミアム】さらなる成長を期待される角田裕毅。情熱的な性格の長所と短所/スペイン人ライターのF1コラム
7月29日
7月の第10戦イギリスGP、第11戦オーストリアGP、第12戦フランスGPの3戦では思うような結果を残すことができなかった角田裕毅。イギリスGPは自身のミスだが、他のレースでは不運やマシンの競争力のなさに悩まされた。チームメイトのピエール・ガスリーはすでにアルファタウリ残留が発表されているが、果たして角田は2023年も残ることができるだろうか。アレックス・ガルシアが現状を語る。
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現在のF1シーズンは、興味深い話が豊富で、注目すべき要素も多くある。私はしばしば中団に注目する。非常に狭い範囲のなかで多くの戦いがあり、些細なミスでも誰かのレースに大きな影響を与えることがある。そうした話のひとつとして、角田裕毅がF1での1年目から明らかに進歩したということがある。2021年の彼は、いつも非常に速いスピードを出していたが、今シーズンはまったく別人のドライバーに見える。だが、それはアルファタウリに来年も残留するのに十分なほどだろうか?
数字を見てみると、簡単に言えばイエスだ。角田はより経験豊富なチームメイトのピエール・ガスリーにかなり近づいている。ガスリーはF1のレース優勝経験者であり、元レッドブル・レーシングのドライバーであったことを忘れるべきではない。ふたりのポイント獲得数はずっと近づいている。そしてどちらかがもうひとりより上の順位につけるか、少なくともより競争力を発揮したレースの数は同じくらいだ。概して言えば、角田とガスリーは昨年に比べて今年ははるかに近づいている。
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