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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:テストドライバーがいないアルピーヌF1の悩み

2月17日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 先週木曜日に発生したフェルナンド・アロンソの自転車事故で、アルピーヌF1チームが抱える問題点が浮き彫りになった。現時点で、スーパーライセンスを取得済みのテストドライバーがチームにひとりもいないのだ。

 ライセンス取得のためには過去3シーズンの間に40ポイントを獲得する必要があるが、クリスチャン・ルンガーは28ポイント、さらにメインのテストドライバーである中国の周冠宇はわずか21ポイントしか獲得していない。2週間前、周はFIA-F3アジア選手権参戦のため、中東に派遣された。シリーズチャンピオンに与えられる18ポイントの獲得が目的だ。

 周にとっては、合計39ポイントまで到達すれば、あとは2021年F1世界選手権の最初のフリー走行に参加して、グランプリ参戦に必要な残り1ポイントを取得すればよいことになる。ところが、F3アジア選手権の序盤では首位に立っていた周が、驚くべきことに若いフランス人ドライバーのピエール・ルイ・ショベールに逆転され、最終戦をひかえて22ポイントを取り戻さなければならない状況になってしまった。

 追い詰められた周だが、仮に選手権を2位で終えたとしてもスーパーライセンスは付与されるかもしれない。FIAが、2020年シーズンに新型コロナウイルス感染症流行で影響を受けたドライバ―たちのために新たなゴールを設定し、周も暫定的な基準である30ポイントをクリアできることになるからだ。


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