
【】マグヌッセン「1周目からギヤボックス問題が再発。スピンした時点でレースは事実上終わった」:ハース F1第13戦決勝
11月3日
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースが行われ、ハースのロマン・グロージャンは14位、ケビン・マグヌッセンはギヤボックスのトラブルによりリタイアに終わった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=14位
長く厳しい午後だった。全力を尽くして、激しくプッシュしたが、全体的なペースとストレートでのスピードに欠けていて、まったくチャンスがなかった。セーフティーカーが退去した後、チャンスが来るかもしれないと思ったけど、ストレートが遅すぎてどうにもならなかった。本当に苦労させられたよ。
イモラは素敵なサーキットで、とても楽しかった。次はいいレースにしたい。
ケビン・マグヌッセン 決勝=リタイア
ギヤボックスに問題があった。昨日も予選で最速ラップを記録した時にトラブルが起きていて、それがレースで再発した。それも1周目からだ。シフトアップに時間がかかるだけではなく、アップシフトをするたびに、ガツンと大きなショックが来るんだ。
そして、最初のうちはまだ良かったんだけど、だんだんと頭が激しく揺さぶられるようになった。レース終盤にはひどい頭痛を抱えるほどになり、それを無線でチームに伝えたんだ。チームとしては、このまま走り続けても得るものはないと考えたようで、ピットインを指示された。
実際のところ、僕のレースはスタート直後にスピンした時点で、事実上終わっていた。コースに戻るのに、ものすごく時間がかかってしまったからだ。ペースそのものは、アップシフトの問題で1周あたり0.5秒ほど失っていたにもかかわらず、事前の予想より良かったんだけどね。
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