2020年F1第12戦ポルトガルGP ケビン・マグヌッセン(ハース)
【】マグヌッセン「普通にレースをしていたら入賞の可能性はないので、雨やSCに賭けた」:ハース F1第12戦決勝
10月27日
2020年F1第12戦ポルトガルGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは16位、ロマン・グロージャンは17位でレースを終えた。
■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=16位
ハードタイヤでスタートして、ピットストップを誰よりも遅らせようと考えていた。雨とか、セーフティカーとか、赤旗とか、バーチャルセーフティカーとか、そういったことが起きる幸運に賭けたんだ。必要なのは、みんながピットに入った後、僕がまだタイヤ交換をせずに走り続けている間に、そういう出来事が訪れることだった。
まあ、実際にそうなる確率は高くはないが、普通にレースをしていたらポイント獲得の可能性はないと分かっていたからね。そこに賭けてみたというわけだ。それでもなお、一般的な戦略を採ったドライバーの何人かより上位でフィニッシュできた。それが僕らに可能な最善の結果だったと思う。
ロマン・グロージャン 決勝=17位
レース序盤の数周は、路面がかなり滑りやすくて楽しかった。何とかクルマをコントロールし続け、何度かオーバーテイクを決めることもできたしね。ただ、悲しいことに、とにかくペースが遅かった。特にストレートで苦戦を強いられて、まったくオーバーテイクができなかった。
僕としてはできる限りのことをして、クルマの能力をすべて引き出したと思う。現状で望めるのはそれだけだ。
(Translation:Kenji Mizugaki)ケビン・マグヌッセン関連記事
- ヒュルケンベルグ「2度目のスタートはアンチストールが作業してしまい最悪だった」:ハース F1第4戦決勝
- マグヌッセン「ポイント獲得に貢献できてうれしい。開幕から2戦連続でペースがいいと証明できた」:ハース F1第2戦決勝
- 【F1第2戦決勝レースの要点】1点をもぎ取った小松ハースの鬼ブロック指令。マグヌッセンの献身と見事なチームワーク
- ヒュルケンベルグ「ものすごく悔しい。ペースやデグラデーションが悪くなかったのはポジティブ」:ハース F1第1戦決勝
- マグヌッセン「開発競争でライバルに負けた。追いつくためにこの冬は大忙しになる」ハース F1第23戦決勝
- マグヌッセン「左リヤのサスペンションが壊れてクラッシュ。何が起きたのかを知るため調査が必要」ハース F1第20戦決勝